コピの部屋

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【ドラマ】世界の中心で、愛をさけぶ 第1話 名シーン

 

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ネタバレご注意くださいませ

 

このドラマを見た方へ「このシーンいいよね」「このセリフに注目」「こんな解釈は如何です?」

という感じで書いていきます。

繰り返し見てしまう僕の好きなシーンたちです。

あらすじではありません。

登場人物(例えば主人公)を朔太郎・朔・朔ちゃんなど呼び方を変えていますが、深い意味はなく雰囲気です。

 

まずは、亜紀ちゃんが弔辞を読むシーンでしょう。

突然雨が降り出しますが、濡れるのも構わず弔辞を読み続けます。

その姿を見た朔太郎が持っていた傘を差しかけます。

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ずっと気にはなっていたけど、好きまではいかない人っていますよね。

ただ、スキが始まると気持ちが加速します。

そうなると、一目惚れよりもハマってしまうかも。

朔ちゃんは亜紀の凛とした姿を見て、スイッチが入りました。

一方、亜紀は前から朔に惹かれていた感じがあります。

負けず嫌い(雨に負けたくない)故に態度に表していませんが、好きな男の子の優しさに突然包まれたのですから、かなり嬉しいはずです。

 

堤防でお礼をするシーン

亜紀が朔に声を掛けて、少しイタズラをした後にキーホルダーをあげます。

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亜紀は本当の姿をクラスで見せていません。みんなに優等生と思われています。

中身はいたずらっ子で、楽しいことが大好きなんです。出していないだけで。

傘を差しかけてくれたことで、話すきっかけが出来ました。朔が自転車通学でこの堤防を通って帰ることも知っていました。

だから、朔の自転車を走って追いかけたのです。

嬉しい気分の亜紀は、朔ちゃんに前々からしようと考えていたイタズラを実行しますが、朔太郎の頭では「亜紀=優等生」なので少し困惑します。

亜紀ちゃんも自分が空回りしているのに気付き、朔の表情を窺います。

ひょっとしたら怒るかも?そう思っている亜紀に対し、朔ちゃんは「まぁいいけど」という態度を取ります。

亜紀が朔を好きになった理由はここです。

亜紀は、お父さんお母さんとの3人暮らし。唯一の男であるお父さんはかなり厳しい人。

家事などして母親を手伝うより勉強を頑張れ!という父親です。

男の人ってみんなこんなかな?と思っていると同じ陸上部の友人、智世の幼馴染みである朔太郎に出会います。

直接話をしたりしませんが、おっとりしていて優しい朔ちゃんが段々好きになります。

そんな朔ちゃんにラジオ番組の抽選で当たった大事なキーホルダーを渡します。

よかったね。

 

亜紀ちゃんの告白シーン

第1話一番の見所です。

録音テープによる告白かと思いきや、最後はしっかりと自分の口で思いを伝えます。

この企画力がたまりません。一人っ子独特の妄想癖も感じます。

 

廣瀬亜紀です。

今日は私の好きなものについて話します。

第5位 たこ焼パパさん。の前で、こそこそハガキを書いている松本朔太郎。

第4位 ガムのおもちゃで騙される、人のいい松本朔太郎。

第3位 いつもいつも鍵をなくして、もぞもぞしている松本朔太郎。

第2位 ジュリエットやめたら?と言ってくれた松本朔太郎。

第1位 あの日、傘を差しかけてくれた松本朔太郎。

好きよ、サクちゃん。大好きだよ。ありがとう。

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ランキング形式で発表する斬新な告白です。

当時はランキング型の歌番組があって、それの影響かと思います。

それにしても女性からの告白で、しかも好きなところを具体的に言ってもらえるなんて、こんな幸せなことは無いでしょうね。

一つ一つ噛みしめましょう。

実は、ランキングの順番や内容が結構繊細です。(と思います)

まず第5位。学校近くの「たこ焼きパパさん」。この場所が好きなのかな?と思わせつつ、実はそこにいる朔のことが好きというフェイント。

いたずらっ子亜紀ちゃんは、フェイント・肩透かしなどテクニックの使い手です。

ドラマ中、かなりの頻度で朔太郎の心を動かします。

このテクニックは、父親ゆずりなのです。怖いと思っている父親の影響を少なからず受けていました。

第5位でのつかみはバッチリです。

次に第4位。ついこの間のイタズラの件がランクイン。

大した話では無さそうですが、亜紀にとっては好きを確信出来た瞬間でした。

人のいい松本朔太郎が好きなのです。

第3位はすごい報告を含んでいます。自転車の鍵をなくして困っている朔の姿を見ていました。ずっと前から。「いつも、いつも」はその時間の表れです。

その姿を見るたびに、なんか可愛いな~と亜紀は思いました。

第2位。朔ちゃんからしたら、どこが好きなのか分かりません。

亜紀の笑顔がいつもと違うから嫌なのだと感じて「ジュリエットやめたら」と言っただけです。朔にしてみればいたって普通のはなし。

でも、亜紀ちゃんランキングでは2位と上位です。

自分のことをちゃんと見てくれていて、いつもの私も知ってくれている。好きな人に理解してもらうのって、すごく嬉しいですね。

小さな頃から、頑張れ頑張れ言われて育ったので、「やらなくてもいい」という言葉はあまり聞いたことがないのでしょう。嬉しさダブルです。

そして第1位。あの日、です。私の記念日!みたいな言い方で可愛い。

傘を“差しかけた”という言い回し、学生はあまりしないと思います。

亜紀ちゃんは賢いです。普段から勉強頑張ってるね。

ひょっとすると荻野目ちゃんの影響?イヤイヤ。

きっかけをくれた朔ちゃんにキチンと感謝する亜紀は素敵な人です。

そして、好きと。大好きと。

「廣瀬を失うのが切ない」と結構な遠回しの言葉のアンサーは直球勝負!亜紀さん男前。

でも、ハニカミながら言います。そのギャップが良いです。

視聴者の多くは、「大好きだよ」で告白が終わっていると感じているようです。否。

次の『ありがとう』が、一番大事です。

何に対してのありがとうでしょうか?

プレゼント(ウォークマン)をくれて?失うのが切ないと言ってくれて?仲直りしようとしてくれて?告白するきっかけをくれて?私を想ってくれて?

全てひっくるめて、素敵な誕生日をありがとう!です。

朔ちゃんの近くにちょこんと座る亜紀。その距離もいいです。

そんな2人を見ていると、温かい気持ちになります。

でも、これが亜紀の最後の誕生日。そしてタイトルバックへつながります。

何も起こってないですが、泣いてしまいます。

こんな感覚になるドラマは初めてです。僕がハマった瞬間です。

 

☆綾瀬さん好きにおすすめシーン☆

亜紀が、ラジオ番組に投稿されたハガキを朔太郎が書いたと気づき、詰め寄るシーン。

怒りをぶつけられ、男にとってちょっと嫌な気持ちになりそうですが、綾瀬さんの怒った顔が可愛すぎます。

自分なら、全面降伏します。

(不器用な朔ちゃんはボウズとの関係もあり、対立してしまうのですが)

 

他にも好きなシーンがありましたが、あらすじの5倍くらい書いてしまいそうなので、この辺にしておきたいと思います。

 

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