走りますか? 走りませんか?
「疲れるから走りませんよ」と、あなた。
そうでしょう、そうでしょう。
お酒を飲んで帰る時、ナイトランナーを見かけませんか?
夜に走っている人です。
酔って気持ちのいい状態で、思いますよ。あなたは。
「頼まれてもないのに、何が楽しくて走っているのか」と。
同感です。
ランナーの方は、酔ったあなたを見て、こう思ってますよ。
「そんな生活を送っているから、メタボなんだ」と。
何を~!所詮、市民ランナーだろうが!
俺は、あんたより早く走れる!
やれば出来る子なんだ!!
そう思って、マラソン大会に挑戦しようとする人に向けた記事です。
お読み頂き、ありがとうございます。
マラソンは楽しいよ!という記事は下です。一応ご参考に。
今回は、楽しみながら走ろう!というものじゃなくて、手っ取り早く完走してしまえ!という記事です。
練習方法が、色々な本やサイトで紹介されています。
ペース走・ビルドアップ走・LSD・インターバル走など。
それぞれに意味のある、トレーニングです。
ちなみにLSDは、【Long Slow Distance】の頭文字で、心拍数を上げないようにゆっくりと長い距離を走る練習です。
大丈夫です。大丈夫です。
その練習を組み合わせて、走るフォームに気を付けて、栄養や水の摂り方を考えれば完走出来ます。
あ~面倒くさい。
走り出す前に、気持ちが 乾燥 してしまいそうですね。
そりゃあ、たくさん練習すれば、結果は出るでしょう。
勉強すれば、テストで良い点が取れるのと一緒ですね。
何とか、怠けて完走したいところです。
しかし、普段から全く運動していない人が、完走出来るほど甘くはないです。
ある程度の練習は必須です。
練習時間は、確保してください。
ネットでマラソン練習を調べると「一般的にやっているこんな練習しなくても俺は走れた!」みたいな内容があります。
信じては駄目です。
ただ、その“俺”が長距離に向いているというだけです。
「東大なんて誰でも入れるよ」と東大生に言われても、信用しませんね。
元々長距離が得意な人種は、存在します。
そして、僕自身は凡人であるという結果が、出ております。
信じてください。
それでは、マラソン練習のお話です。
まず、練習に対するイメージを壊したいと思います。
5㎞走れたのを10㎞まで伸ばして、それを15㎞まで伸ばして、最終的に42㎞走れて マラソン完走 と思いませんか?
だから、10㎞まで走れたら「あと4倍強かぁ~」と思ってしまう。
違うんです!
体を、“5時間動かし続けられる人”は、完走出来ます!
※大会の制限時間によります
ですから、登山が好きで長時間登っている人やサイクリングが好きで遠出する人は、完走出来るポテンシャルがあるはずです。
普段の生活で、体を何時間も動かし続けることは、恐らく無いと思います。
まずは、歩くことを考えましょう。
20㎞を休まず歩いたら、大体4時間です。
もう一つ条件があって、“走れる人”は、完走出来ます!
6時間が制限時間の大会があります。マラソン距離をすべて歩いたとすると約8時間半。制限時間に、間に合いません。
半分程度走れれば、完走に近づくでしょう。
現段階では、走るスピードは気にしません。
つまり、5時間体を動かし続けられて、走ることが出来る人は、マラソン大会で完走します。
手初めてとして、20㎞を歩いてみましょう。
休憩をとっても、途中で食事をしてもいいので。
無事に終えることが出来たら、もう立派なアスリートです。
思いっきり自分を褒めましょう。
だって、マラソンが完走出来る程の時間を歩き続けられて、フルマラソンの半分の距離を自分の足で進むことが出来たのですから・・・。
しかも、練習の初日にですよ。
素晴らしい!
具体的な練習方法は、またの機会にいたします。
人間はイメージが大切なので、大観衆の声援の中を走っている自分を想像してください。
成功のイメージです。
リタイアしようか、と葛藤する、あなた。
汗と走る音。
フラフラになりながら、走り続ける。
自分の壁を乗り越えようとする、あなた。
目的の場所が、見えてきました。
そして、感動のゴール!
やった~~~!
走った後は、ビールがうまい!
よし!祝杯だ!
あなた、結局、飲むんかい!!