突然ですが、僕は天邪鬼(あまのじゃく)です。
分かっています。認めます。
流行りものには、乗っかりません。
否。
流行りものを察知できるアンテナを持ち合わせていません。
だから、人より大分遅れたものにハマります。
それを周りに伝えても、相手は「ふ~ん」となります。
それは、そうです。昔の流行りを今更熱く語られても・・・。
昔、ヒットしたサスペンスドラマがありました。
レンタル屋さんで、貸出中!続出の作品でした。
殺人事件があって、登場人物みんな怪し~~という話で。
ミーハーじゃない僕は「こういう作品は、続けて見ないと意味がない」と、ブームが去るのを待ちました。
借りやすくなり始め、今だ!と思った瞬間、彼女が「あ~犯人が●●のドラマね」と言いやがりました。
喧嘩して、それが原因か?はもう忘れましたが、お別れしました。
今、彼女は元気でしょうか?
東北道を走っているつもりが、関越道を走っているくらい、話しがそれてしまいました。戻します。
僕は、流行りに乗らない天邪鬼で、温度差があろうが昔の作品のことを話したい!
そして、その作品を見たならば、覚えていて欲しい!のです。
※コ=コピ(僕) 会=会社の人
コ「このドラマ、以前に見ました?」
会「見ましたよ」
コ「●●のシーン感動しませんでした?」
会「そんなシーンありましたっけ」
え~マジですか?最終回最後のシーンの次に、印象に残るはずの場面です。
結局、その人が覚えているのは、ざっくりとしたストーリーだけ。
でも、これってよくあるんです。映画でも小説でも。
見た とか 読んだ と言っても、覚えていないんです。
それ本当に見たと言えるの?と思います。口論になるのでいいませんが・・・。
ドラマや映画、そして小説などは「美術館のようなもの」と僕は思っています。
「1つの作品」は、「1日美術館を回る」と同じであると。
「覚えていない」というのは、「美術館の中を歩いたけど、何の絵が飾ってあったか見ていない」ということです。
そんなこと、ありますか?
「エンディングは覚えてる」は、「最後の絵は見た」ですよ。
美術館に行くことが目的じゃないでしょ、館内の美術品を観に行くんでしょ!と強く思います。
まぁ、こんな感じの僕の性格は「めんどくせー」と思われています。
美術館の中にある美術品は、全部覚えておきたい。
だから、開館から閉館まで、隈なく観て回ります。好きな絵などあれば、何回でも行きます。好きな美術品が多いほど、良い美術館と言えると思います。
だから、ドラマを見る(美術館を隈なく回る)と、凄く疲れます。
疲れました。
おやすみなさい。