ネタバレ・・・は大丈夫だと思います
まず、このドラマをご視聴頂くこと、強くおすすめします。
見ないよ!という理由はあると思いますが、騙されたつもりで(そう言われても僕なら拒否しますが)見てみてください。
未視聴の方はもちろん、昔見たなぁ~という人も是非。
まず、見て頂きたい年齢層ですが、40代~50代前半の方です。
ストーリーが良いので若者にも、と思いますが、感情移入の部分で難しいかも知れません。残念ですが・・・。
ドラマのメインである学生時代(高校2年生)は、1987年です。
当時は、スマホ・携帯はもちのろん、ポケベルすらありませんでした。
連絡手段は家の固定電話です。親が出てしまうことがあり緊張します。
明日の待ち合わせなど、時間に遅れでもしたら連絡困難です。
また、学生がラジオ番組を聞くことは一般的でした。
音楽はカセットテープで聴くのが主流で、録音するツールでもありました。
そんな時代を“懐かしい”と思える世代の方は見た方が良いと思います。
青春ど真ん中です。
とは言うものの、僕は15年放置していました。
僕なりの理由があります。
まず、主人公あるいは主人公の恋人・家族が病気で亡くなる安易なお涙頂戴話が嫌いだからです。
ドラマなどで泣きたい時がたまにありますが、死をちらつかせて泣かせる手法は僕と合いません。余命〇ヶ月の誰々とか興味が湧きません。
だから、よくこの作品を見始めたなぁ~と自分自身で感心しています。
小説読んだ、映画見たから結構!という人もいらっしゃいますよね。
僕は映画のCM?で、「助けてください!」というシーンを受けて、ドラマも含め見なくてもいいかなと思いました。
いいや、ドラマは別物です。(と、思います)
小説・映画と比べ、人物の性格や心情など丁寧に描かれています。(の、はずです)
無駄に時間が長い訳ではありません。
いかにすごい作品であるかを具体的に表せますよ。
・TBS石丸さんのほぼ初プロデュース作品で映画に負けないようにとのヒット欲がすごかった
・メイン演出があの堤幸彦さん(他のお二方もすごいです)
・脚本が「JIN-仁-」などの森下佳子さん
・エンディング曲が柴崎コウさん
今ではちょっと考えられない豪華な面々です。
えっ?まだ見る気になれない? 頑固ですね。
このドラマの素晴らしさの一つは、脚本です。
心理描写は納得されますし、台詞も良いです。
同じ言葉(真逆の言葉)が別人物で出てきたり、同じようなカットでも人物の気持ちが違ったりと見どころがたくさんあります。
心理描写が秀逸なドラマはお嫌いですか?
嫌いでなければ見てみましょうよ。
ちなみに僕の好きなドラマは、
・警部補・古畑任三郎
・北の国から
・ケイゾク
・逃げるは恥だが役に立つ
・木更津キャッツアイ
・愛しあってるかい!
・半沢直樹
・池袋ウエストゲートパーク
・未成年
です。
好みが似ているという方は、見てみないといけません。
ストーリーよりも登場人物の心理、台詞を堪能してください。
ある程度の年齢(男性)の方には、学生時代や大人になった朔ちゃん、そして亜紀ちゃんの父親の心境まで理解できると思います。
次の機会には、1話ずつ、何度も見てしまう名シーンを書いてみたいなと考えております。
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