コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

話すことが苦手な方へ【7つのヒント】

 

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僕が勤めている会社は、会話をしないと成り立ちません。
接客する場面が多々あります。
初対面の人とも話す機会のある会社なのです。

 

求人募集をしても空振りするケースが多い当社とはいえ、よくそんな奴採用したなぁ~と思う社員がいます。
その人間のスキルをレーダーチャートで表すと恐らくになります。

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若者であれば、これから伸びていくでしょうね。
その社員、今後は下降していくであろう年齢に差し掛かっています。
物覚えも悪いし、報告はしないし、勝手な判断をするし・・・色々と教えるのですが、まず素直さが無いんです。
変なプライドだけ持っていて。
「前職は接客業でした!」とそいつは言いやがりますが、社員同士の会話ですら怪しい状態です。
お客様とのコミュニケーションって大切ですから、会話について特に注意します。
でも、なぁんにも変わりません。
「話し方教室にでもいけば?」って思います。

 

折角だから、その社員に伝えたことをブログ記事にして会話が少し苦手で、且つ素直な人のお役に立てば・・・と考えました。
「でも、お高いんでしょ?」
「いいえ。無料ですよ」
「なんと!!」
そりゃそうです。
初歩的なことしか言ってませんから🤪

 

話を引っ張っても仕方が無いので、ボチボチ始めますよ。
「こうすれば良い」というより「ここを理解しないとダメ」といった内容で~す。

 

キ~ン、コ~ン、カ~ン、コ~ン

 

何のために話すのか?

会話をする目的は何でしょうか?
そこが分かっていないと先に進みません。
答えは簡単です。
相手に何かを伝えるためです。

乱暴な言い方をすれば、何語だろうが伝わりゃイイんです。
老夫婦の会話でよくありますよね。
「おい」「メシ」「風呂」「寝る」
言われた側の気分は置いておいて、伝わりはすると思います。
目的は達せられています。
いくらキレイな言葉を使ったところで、伝わらなければ意味ありません。
それが大事、というか、それしかない!です。

 

会話をしようとしない

会話が苦手な人の特徴として『会話を避ける』があります。
苦手なものを避けたいのは、誰しもそうだと思います。
会話って、聞いて・話しての繰り返しですから、なんか面倒ですよね。
勘違いしちゃいけないのが、「伝えるだけなら簡単!」と思うことです。
伝える伝わるは違います。
自分が一方的に言ったことが相手に伝わっていると思うなら、それは驕りです。
相手の表情や反応を見て、伝わっているのか?を確認しなければなりません。
話している最中はず~っと確認の作業が必要です。
伝えることを小分けにして、一つ一つ伝える丁寧さが必要ですね。
その為には、相手の返答をもらう話し方が望ましく、その方が効率的でしょう。

 

曖昧な表現が多い

会話のテクニックとして、わざと『曖昧に表現する』こともあります。
そのテクニックを駆使できる人って、トーク力のある人です。
会話に自信が無いのであれば、物事はハッキリと伝えましょう。
会話力の無い人ほど「ハッキリ言っちゃ失礼だ」などと考えてしまうんですよね。
曖昧にしようとすれば、自ずと声も小さくなってしまう。
相手から、「は?」とか「何か言いたい?」と言われませんか?
伝わらない方が失礼だ!と思って、ハッキリ表現しましょう。

 

話す順番が間違っている

話があっちこっちに行って、何を伝えたいのかわからない・・・。
これも会話が苦手な人あるあるですね。
トーク上手は、小説を読むように話をすることが出来ます。
それを見て影響されるのか、話ベタは頑張って小説を作ろうとしてしまうんです。
これ、間違いです。
話し始めから終わりまで、順番を決めなくても進められるのがトーク力のある人です。
伝えたいことが複数あれば、それらを上手につなぎ、間に相手への確認作業も入れつつ話をします。
結果的に流れるような話し方であっても、別に、作りこまれたモノではありません。
順番なんて無いのに、話ベタは自分で決めた話の順番に縛られてしまいます。
会話って、自分で考えた話の構成を発表する場では無いのです。
何度も言いますけど、相手に伝わればいいんです。
「本日12時に弊社へご連絡を頂戴しました山田商事の田中部長から先程お電話がありまして、そのお昼にお話しした会う約束の時間を1時間あとにずらしたいと言っていて、確認して欲しいそうです。」
活字で表すと何か凄いんですが、こんな感じで話す社員がいます。
「ん?誰が誰に何をするの?」もう一度、ゆっくり聞かないと分かりません。
会話が苦手な人は、起こったことを起こった順番で話す傾向があります。
伝わりやすい順番とは違います。
「山田商事の田中部長から電話がありました」
「なぁに?」
「お昼に話した合う約束の時間を1時間遅らせて欲しいそうです」
「大丈夫だよ」
「じゃあ、田中部長に連絡入れておきます」
話す順番は、大切なモノからです。
①誰が、②どうして、③どうする・・・その間に確認の作業をする。
足りていない部分は、後で加えれば良いのです。

 

無駄なワードが多い

先程の例題(田中部長の件)でもありましたが、伝わりにくい理由の一つに『無駄なワード』があります。
「何が言いたいの?」と言われるのは、無駄なワードによって大事なワードが見えなくなっているからです。
「伝わればいい」と「言えばいい」とは違います。
使用するワードは、シンプルなのがベストでしょう。
話ベタの中には語彙力を付けて会話に取り組もうとする人がいますが、逆ですね。
どの言葉が一番相手に伝わりやすいか?を考え、そのチョイスを勉強するのが先です。
語彙力って、話を盛り上げる為のツールです。
社内の会話には、あまり必要じゃ無いかも知れません。

 

話の内容と同じくらい抑揚や間が大事

「犬がブワ~と寄ってきかたら、バ~と走って逃げた」
小学生並みの表現ですが、気持ちは伝わると思います。
伝えることが最重要と考えると、表現の仕方が大切です。
声の大小や抑揚、間なども大事になります。
「嫌いなんです」と「嫌いなんですぅ~」は、別の言葉くらい違います。
うまく言葉が出ない時は、なんとか表現力でカバーしてみましょう。

 

相手の脳へのアプローチ

会話は結局のところ、相手の脳へイメージを植え付ける作業です。
「青色の猫型ロボット」と言えば良いか「ドラえもん」と言えば伝わるのか?は、相手次第になります。
性別・年齢・知識量などによって、伝わりやすいものって違います。
会話について悩む人にとって、それを瞬時に判断することは難しいと思います。
だから、試行錯誤をして経験を積みます。
言ったことがちゃんと伝わったのかを確認し、不完全であればキチンと反省する。
それの繰り返しです。
他のトレーニングとしては、自分なら何と言われたいのか?を考えてみます。
周りの人間の全てが、話上手では無いと思います。
「この人の言ってる事は分かりにくいなぁ」そんなこともあるでしょう。
そんな時に、私ならこう言われたら理解出来る!を考えるのです。
そのイメージ力は、他者に説明する時に必ず活きて来ると思います。

 

まとめ

話し方系のブログが数多くありましたが、苦手な人の気持ちに寄り添った記事に出会えませんでした。
僕は、始めて会社勤めをしたとき「何を言っているか分からない!」と何度も言われた人間です。
「分からないのは聞き手が悪いから・・・」と人のせいにしていました。
給与に直結する営業の会社に転職し「このままじゃマズい」と一念発起して自分なりに会話の勉強をしました。
自分の言ったことが相手にキチンと伝わる感覚を味わえたら、会話は楽しくなります。

 

この記事が、少しでも会話が苦手な方のお役に立てば幸いです。
お読み頂き、有難うございました。