コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

契約書を作る為に大切なこととは?

 

法律が変わると現行契約書の変更を余儀なくされるから大変だ!と思う男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。

 

僕の気持ちを簡単に表現すると・・・
契約書を直すの
めんどくせ~

 

まぁ、修正だけだからマシですが、一から作るとなると大変です。
そういえば、人生の中で契約書を作ったことがある人はどれ位いらっしゃるんですかね。
契約書に署名・捺印することはあると思うんです。
その  の文面(条項)を作ることです。
僕は20代のころ、まさか自分で契約書を作るとは思っていませんでした
失礼しました。
僕は自称21歳なので、まだ20代でした😅
そういうしょ~もない戯言は置いておきまして、職場には貴重な経験をさせてもらってるなぁ~と感謝しております。でもめんどくせ~

 

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折角ですから、契約書作成時の心持をお教えしましょう!
(大した話ではございませんのよ🤭)

 

 

【契約書を作ろう!】

 

 

なぜ契約書を作るの?

何のために契約書を作るのか・・・
ココ大事です。
何なら一番大事なことです。

 

「書類にハンコを押さないと契約ではない」と思っている方もいらっしゃるようです。
人間のほとんどのやり取りは、諾成契約で成り立っています。
諾成契約を簡単言うと、意思表示(口約束)のみの約束事です。

コンビニで商品を手に取りレジに持って行きます
お金を払います
商品を受け取ります

上の行動で、いちいち契約書を作っていたら大変です。
だから、意思表示でOKとしているんですね。
「ちょっと任天堂Switch貸してよ!」「いいよ!」この言葉だけで使用貸借の契約が成立しています。

 

法律に定めの無い限りは、わざわざ契約書を作らなくても良いのです。
じゃあ、何で作るの?

 

それは、トラブルを回避したいからです

 

 

ある意味、戦争じゃ!

トラブル回避のために作成する契約書ですが、戦うためという側面もあります。
何か問題が発生した時に、契約の条項に従うことになります。
言った・言わないを防止するため、書面にするのです。
別の角度から考えると、トラブルが生じにくい人間関係なら書類は要らんということ。
親子の間柄で契約書は要らないでしょう。
(関係がギスギスしていなければ・・・です😅)

 

 

契約書は何が大切?

大切なのは、誰が読んでも「〇」「✕」か判断出来ることです。
最高裁の裁判長が見て「これは迷う余地が無いねぇ」という内容です。
(そもそも、最高裁まで争うような契約書はダメですが😅)

 

契約書の文章で「~するものとする」という言い回しが多用されます。
「ものとする」は、「しなさい!」と同義です。
契約書の中身は基本的に「こうしなければならない!」としか書いてないです。
ハッキリとした表現じゃないと書面化する意味を成しませんから。

 

「君のことを考えると夜も眠れない」

↑↑契約書は、この書き方じゃダメなんです。
キチンと書かないと、読み手によって真逆に解釈されますから。
くどいようでも、考える余地のない書き方が良いのです。

 

「君のことが好きでドキドキして夜も眠れない」
「君のことが嫌いで腹が立ってイライラして夜も眠れない」

言葉が足りないと、相手に真意が伝わらないことも考えられます。

 

 

契約書は誰の為に作るの?

契約書は双方にとって良いもので・・・などと偽善を言うつもりは無いですよ。
当事者がであれば「私のため」依頼主がいれば「依頼主のため」です。
自分や仲間が傷つかない為の『保険』みたいなものですから・・・。

 

注意しなければならない点は、肩入れし過ぎちゃダメということ。
いくら依頼主の為とはいえ、一方的な契約内容だと、一部(場合によっては全部)無効となるケースがあります。
『保険』のつもりで作った契約書が役に立たないなら、依頼主の為になっていないということです。
そのような結果になったら、書類を作った人間の信用ガタ落ちですよ。
そうならないように、全体を客観的に見ることが大事になります。
客観的に見るというのは、相手側の立場にもたつ!ということです。
どちらの立場からも考え、勘違いが生じない条文の書き方が求められますね。

 

 

契約書作成はイメージが大切

「月末までに10万円を払いましょう」
内容がそれだけの契約書であれば、作成に苦労はしないです。
義務(権利)が発生する時、それが履行されないというトラブルが考えられます。
先手を打って「そんな時にはどうする?」を記しておくのが契約書です。
月末までに10万円を払わなかった場合に「20万円払うことになる」とか「契約は破棄になる」とかを決めておきます。
ですから、起こってもいない問題を想像して盛り込まなければなりません。
これが結構大変です。

 

でも、訴訟大国アメリカの契約書なんてもっと大変ですよ。
「それトラブルになる?」みたいな小さなことでも、思いつく限りの全て入れますから。
だから、米国の契約書は参考書サイズの分厚さになってしまうのでしょう。

 

 

まとめ

そろそろ〆たいと思います。
契約書は戦うための道具でもあります。
その辺にいる鼻出しマスクのおっさんに聞いても、銀座で送別会をしている厚労省の職員に聞いても、一つの解釈しか出来ない文章の契約書が望ましいです。

 

その為には、一度作った条文を揚げ足取りのひねくれた相手方の感情でも読み返さないといけないのです。

清らかな超絶ピュア人間である僕にとって、一番苦手な行為です🤪

 

 

契約書は一つの解釈、ラブレターは色んな想像が出来るよう、作りましょうネ💕

 

以上です。
お読み頂き、有難うございました。