食事制限とはその名の通り、食べる物を制限することです。
そのことについて、結構漠然と考えてしまいます。
「食べる量を減らす」「食べる回数を減らす」「食べる種類を減らす」など。
自分なりに解釈して、手探りで始めてしまいます。
「どのように食事をしたらどのくらいの体重が増減する」とイメージが無いと、それが合っているのか?それを続けて良いのか?それすら分からないと思います。
自分は何を食しているの?
昨日の晩御飯は何を食べましたか?
例えばカレーライスだとします。カレーのカロリーはいくつですか?
食べたもののカロリーを全て把握するのって、かなり面倒くさいですよね。
だから、カロリーのことはなるべく考えません。
でも、感覚は持っていなければなりません。
今日は、昨日食べたカレーライスの半分のカロリーを摂取しよう!みたいな感覚を身に付けましょう。
ご自分の1日に必要な摂取カロリーはいくつですか?ここは数字ではなく、料理で考えられると良いです。厳密でなくて構いません。
カロリー量の積み木を重ねていくイメージです。
ラーメンとチャーハンとかつ丼を積み重ねたら、1日の摂取カロリーになるから、これにシュークリームを加えたらその分太るなぁ~といった感じです。
それでも、料理のカロリーを覚えるのは大変です。
そもそもカロリーって何でしょうか?
タンパク質と脂質と炭水化物から算出した数字です。三大栄養素と言いますね。
炭水化物とは糖質と食物繊維を合わせた総称です。
各栄養素を体内に1グラム入れると、
・たんぱく質4kcal
・脂質9kcal
・炭水化物4kcal
に変わります。
栄養素の量が分かれば、カロリーが計算できます。
食材の栄養素が分かれば、料理のカロリーが大まかに把握できます。
脂質のみ1グラムあたり9キロカロリーです。他の倍以上です。
全体のカロリーを落とそうと思ったら、油を控えるというのは理に適っています。
ノンオイル●●って人気ですよね。
だから、油だけを控えて安心してしまう人が続出しています。
とりあえず、それ間違えてます! と言っておきます。(過剰摂取はご法度ですが)
なぜでしょう?
それぞれの栄養素に役割があります。ざっくり言うと、
・タンパク質は筋肉・内臓・皮膚などの材料になります
・脂質は栄養の吸収を助け、細胞膜などの材料になります
・炭水化物(糖質)は体を動かすエネルギー源です
全て大事で、過剰摂取を避けるのが大前提です。
各役割をよく見てください。
何かの材料になるのであれば、不足すると困りませんか?
そうでないのが、一つあります。炭水化物です。
炭水化物は抜くことが安易・安全だと思います。(100%抜くのは無理です)
内臓の違いはありますが、外国人に比べて日本人は炭水化物を取り過ぎです。
逆にタンパク質は取らなすぎです。
平均的な日本人男性と白人男性を思い浮かべてください。アメリカの白人がいいです。
凹凸の無いのが日本人で、逆三角形が白人ではないですか?
筋トレが市民権を得ているとはいえ、何もしていない白人さんでも良いスタイルのイメージがあります。
日本人が近づこうとすると、かなりトレーニングしなければなりません。恐らく。
食べている物に決定的な違いがあると考えます。
アメリカ人て、すんごい量のステーキ食いませんか?肉塊です。そして、炭水化物をあまり摂りません。
極端な事を言えば、「いい体を作るにはタンパク質が必要で、炭水化物要らない!」となります。
次回は、低炭水化物ダイエットの効果やデメリットなどお伝えします。