お付き合いした時は、同棲することを強くお勧めします。
男性向けの記事にはなりますが、女性は少し変換してお読みください。
ご自分が(相手が)同棲に向いているか?も分かると思います。
~ この記事の目次です ~
メリット
女性(異性)の本質を知ることができる
僕が感じる一番のメリットは、これです!
「ずっと一緒にいられるから」と乙女チックな事を今言うつもりはありません。
後で言います。
お気づきになられた方はいらっしゃいますか?
彼女を知りたい、ではなく、女性を知りたいとなっています。
つまり、自分の経験値のため。次に出会うであろう女性のため、ということです。
(彼女には内緒)
異性に対するイメージってあると思います。女性は現実的なのに対し、男性は理想を追ったりしますよね。
『女性は綺麗でかわいい生き物である』
異論はありません。が、それは表面上のことではないですか?
化粧をして綺麗とか、笑顔がかわいいとか。
僕が言いたいのは、もっと人間という生物として、みたいなことです。
男にとって女性は、ミステリアスな存在です。
女性の兄弟がいらっしゃる方は別です。
一人っ子の僕は、サッパリ分かりません。(分かりませんでした)
「こんな思考なんだ」「こういう努力をしてるんだ」「ここに気を使うんだ」驚きの連続でした。
丁寧に生活しているこの生物(女性のこと)を愛おしく思いますね。
そう思えるのは、近くで生活する賜物です。
嫌な部分も見えてしまいますが、それも本質を知る為に大切なこと、と良い風に考えましょ。
時間の短縮になる
別々に暮らすより、同棲の方が2人の時間が濃密な分、早く終えられます。
まぁ~酷い話ではあります。
「1年付き合った」と言っても会うのが週一であれば、(感覚ですが)同棲期間2ヵ月と同じくらいだと思います。
「10年ズルズル付き合ったが別れる」みたいな話を聞いたことがあります。良い部分だけ見せる付き合いは、長続きする思います。同時に時間の無駄とも思います。
29歳で付き合い始めて、39歳で別れるって大惨事(大事故)じゃないですか?人生設計をどうしましょ~となります。
同棲の場合、時間が凝縮されている分だけ、別れが早く来ます。(別れが来るならば)
たくさんの異性と、特に、深く付き合いたい場合にオススメです。
良い影響を受けやすい
一緒にいる時間が長ければ、相手のしているものに興味が湧くことがあります。
別々に住んでいると知り得ない部分を見るからです。
服に無頓着な彼に、オシャレな彼女がいるとします。
デートの時に彼女に服を選んでもらう、これはありがちなこと。彼は特に何も思わないでしょう。
一緒に住むとどうか。なぜ彼女がオシャレなのか?が分かります。ファッション雑誌をよく読んでいます。センスの良い音楽を聴きながら料理をします。自分でアクセサリーや雑貨を作ったりします。
一緒に住まなくても行動は分かると思いますが、掛けている時間は分かりません。
目の前で、何かに打ち込んでいる人を見ると、「自分もやってみたい」と思いませんか?
服に無頓着だったのに、ファッション誌を見てみたり・・・。
読書しているから、自分も読んでみる。筋トレしてるから、自分もしてみる。
意外と影響を受けます。生活が豊かになりますよ。
ただし、ギャンブル狂いの恋人の影響は、受けないようにしましょう。
料理についての新たな発見がある
一緒に住まなくても、彼女の手料理をご馳走になることはあります。
でも、同棲すると食事の頻度が増えます。(女性が料理すべきという話ではありません)
彼女の得意な料理だけでは、回りません。だから、色々作ってもらえます。
お店以外では、親の料理しか食べたことの無い場合に、新たな発見があるはずです。
彼女の作った料理が、「家のものと違う!」です。
特に、カレーライス・ロールキャベツ・肉じゃが・オムライスあたりが、違ったりします。
こんなに美味しい料理だったんだ!と感動することもあれば、逆もありますけど。
カレーは、辛さ・具の大きさ・隠し味など。(水を使わず牛乳、というのもあった)
ロールキャベツは色味(スープ)、肉じゃがは汁の量とか、各家庭独自です。
男女の出身地が離れているほど、驚きがあるでしょうね。
塩分控えめ地域の料理を食べて、「味が無い」と喧嘩になったことはあります。
独りぼっちじゃない
慣れればそうでもないのでしょうが、真っ暗な部屋に帰るのってどうですか?
僕は、嫌です。
同棲しても、先に帰る方が「真っ暗な部屋」ですが、「相方の為に明るくしとこ」というモチベーションがあります。
わざわざ文章を作ったり、電話するまでもない小さな日常も、一緒にいれば話すことが出来ます。
辛い時には「ギュッ」としたり、頑張った時には「頭ポンポン」したり、すぐに触れ合えるのは、かなりのメリットではないでしょうか。
節約出来る
拠点が一つになることで、金銭的にも楽になります。(一人暮らしだった場合)
外食が減らせます。お弁当を作ってもらえます。(料理ができる場合)
会社帰りに遊ぶ回数が減ります。(相手への罪悪感がある場合)
服を借りることが出来ます。(サイズが同じ場合)
限定的ではありますが、そんなメリットもあります。
自分という人間を知ってもらえる
相手を知るのと同時に自分のことを知ってもらえます。
「こんな自分を受け入れてもらえるだろうか?」そんなこと言ってる暇はありません。
否が応でも、ありのままを見せなくてはなりません。
一緒に住めば、「僕はこんな考え方です」とあえて言わなくても、伝わります。
内面的な良い部分を見つけてくれたりします。足りないところは補ってくれたりも。
本当の意味での、パートナーとして信頼関係が築けるでしょう。
まぁ二人の関係が続くかどうか、毎日審査されいてる、と考えられもしますが・・・。
一度、異性に自分をさらけ出す事が出来れば、今後の交際にも役に立ちます。
デメリット(問題点)
メリットがあるからには、デメリットというか問題点があります。
トータル的に考えて、どちらが大きいか?でしょう。
相手方の親御さんに承諾してもらえるか?
まず、同棲をスタート出来るか?最大のポイントです。
当人同士で盛り上がっても、親の反対があれば頓挫します。
当人が男性の場合、相手は女性となります。
彼女の親(特に父親)に、承諾を得るのは、かなり骨の折れる作業です。
現時点では、同棲をしたいだけです。結婚は考えていません。
下手に実家にご挨拶に行こうものなら、結婚前の同居と捉えられてしまします。
内緒にするのも、お互いの生活拠点が重なるわけですから、かなり難しいです。
ここは、彼女とその家族の関係が鍵を握ります。
何でも家族に相談する人もいますし、あまり連絡を取らない人もいます。彼氏より家族を大切にする、親と喧嘩している、親は娘を干渉しない等など。お相手で随分変わります。
この、“同棲へ向けての行動”は、メリットでもあると言えます。彼女の内面が見えてくるからです。
「親が反対する」「親を裏切れない」「親に会って」と言ってくる彼女は、同棲には向いていない女性だと思います。ここは無理をせず、諦めたほうが良いかも知れません。
彼女が、本気で同棲したいのであれば、自分(彼氏)が出ていかなくても親を説得します。
僕は同棲するにあたり、女性の親に会った事がありません。(バレたことはあります)
親が自分の娘を信頼している、とも言えます。
逆に、自分(彼氏側)の親を説得できなかった場合は、最悪の事態になります。
女性が、自分と将来的な結婚を考えていた場合、「この男はマザコンか?」疑惑が持ち上がります。“親の言いなり”というイメージは男にとって、プラスに作用しません。
さらに、家族と同居している彼女との同棲は、かなりハードルが高いです。
荷物と彼女を家から運び出す訳ですから・・・。
内緒か、相手に任せるか、正攻法か、最初の悩みどころと言えます。
悪魔の囁きを一つ。「キスをするのに、親の承諾を得るのですか?」
住む部屋をどうするか?
二人暮らし用の新居を探しますか?
僕は、お勧めしません。リスクが高いからです。
現実的なところからいくと、お部屋を借りるとして、賃貸借契約が必要です。
結婚する前の男女であれば、連名の契約になるケースが多いです。
契約に対する連帯保証人とか、緊急連絡先とか、必要になります。
どうしても、親に頼る場面が出てきます。
正式な契約があるなら、正式な行動も必要です。
同棲するには、絶対部屋が必要!という人もいると思います。
これは、お互いに実家暮らしとか、寮に住んでいるなどでしょう。
付き合い始めて、ラブラブですが、必ず考えなくてはならない事があります。
それは 別れること です。
同棲をする上で、「別れること」を考えることが、最も大事なことです。
楽しい同棲生活とは真逆ですが、それが現実です。
恋人と別れるって、精神的にきませんか?
そんな時に、物理的な問題もやってきます。(別の彼女を作って住むという方法もありますが)
2人の関係が破たんした状態で、やることが色々あります。
まず、部屋の解約。退去日決めますが、同じ日に仲良く引越しとはなりませんよね。日程調整など必要です。預けた敷金をどうするか?もあります。
あと、家財をどうするかです。大きいベッドをどうする?テレビはどっちのもの?冷蔵庫を処分するか?別れた男女が細々したことを話し合わなくてはなりません。
別れは予見出来ませんから、仕事が忙しい時に重なりでもしたら最悪です。
僕は、同棲する新居を探して別れたカップルを知っています。
それぞれに部屋へのこだわりがあり、一歩も譲らず別れた、というもの。
生活の拠点を決めるって、意外と大変です。
もう一つ、言わせてください。
一人暮らしの経験を積んでから、同棲してください。男女ともに一人暮らしをしているのが理想ですが、少なくてもどちらか一方は。
親元を離れて、生活するのって、結構大変。何でも自分で決めなければなりませんから。
2人住む部屋は、どちらかの部屋にしてください。これが理想です!
世帯主が決まっていて、家具の所有者も明確です。別れた場合にも、自分の部屋でない方が出ていけば済みます。
少なくとも、同棲のスタートは、そうすることをお勧めします。
余談ですが、犬・猫などのペットを飼うと別れた時に大変ですよ。
金銭感覚が合わないと厳しい
前の項目にも、少し繋がります。
生活していくには、お金が必要です。当たり前です。
2人で生活するには、2人で使っているものの、お金が発生します。
大きなところでは、「家賃」「食費」「水道光熱費」でしょうか?
キッチリ折半しますか?それは誰が計算・算出しますか?
毎月ある支払いのために、今までの生活には無かった計算作業と集金作業が発生します。
相手がお金にだらしがなく、支払いが遅れることも考えられます。
僕の主観ですが、男女の主導権を持つ方がお金にだらしがなく、従う方が計算・集金をします。集金係が支払い遅れを指摘しにくい環境です。
うっぷんが溜まって、爆発し、お別れ。よくあるパターンです。
やはりおすすめは、どちらかの部屋に住む、です。
また、2人の経費を折半しないことをお勧めします。
「僕が家賃を払うから、君は食費と光熱費ね」が良いでしょう。ざっくり半分で。
「自分の方が支払い額多い」と不満を言う人はそもそも同棲に向きませんね。
一人の時間が削られる
デートはラブラブで楽しい!という人が24時間ラブラブしていたいか?問題です。
特に多趣味の人は、趣味の時間を恋人に取られるのってどうですか?
同棲は、その可能性を含みます。
外の趣味、釣りとかゴルフとかは外出してしまえば良いですが、読書・ゲームならどうですか?
一緒の趣味なら問題無いですが、相手の否定的な趣味を持っていた場合は、地獄です。
逆に、相手に合わせて、付き合わなくてはならない時間もあるでしょう。
同棲前のリサーチは必須です。
嫌な面を見られてしまう(見てしまう)
自分を知ってもらえる、相手を深く知れるの副作用です。
良い面ばかり見せることが、現実的に難しいです。
自分をさらけ出さないと、ストレスが溜まっていきますから。
恋人とはいえ、血のつながった家族だから見せれるような姿を、披露しなければなりまません。
(これは 慣れ ですが)
3ヶ月も一緒にいれば、大抵見られる(見る)ので、平気であれば長く付き合えるでしょうね。
ちなみに僕は、女性の「耐えられないほどの嫌な面」を見たことがありません。
別れるタイミングが難しい
一緒に住むと情も生まれますし、新しい生活への切り替えも億劫です。
“現状維持”と判断することが増えます。
悪く言えば、「腐れ縁」になりやすいです。
ハッキリものを言えない男女は、望んでいなくても何となく、結婚へ向かってしまうかも知れません。
ず~~~っと顔を合わせる
勤め先が同じで、同棲するカップルもいると思います。
僕も経験があります。ただ、極端でした。
朝同じくらいに起床→一緒に電車通勤→一緒に昼食→一緒に帰宅→一緒に家で過ごす。
これが、毎日のように続きます。
相手を、自分の分身のように思えてきて、恋愛対象の感じが薄れてきます。
よほど相性が良くなければ難しいです。
まとめ
お相手もあることですし、良くお考え頂ければ、と思います。
結婚するまでのお楽しみ、という考え方はあっても良いでしょう。
お二人で素敵な時間を過ごせますよう、お祈りいたします。