コピの部屋

自分なりの解釈で想ひを語っています。少しの好き嫌いと空想癖があります。

【ドラマ】ホタルノヒカリ 第0夜 男が考えるぶちょおが蛍を好きになったタイミング

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まず、この作品のご紹介から。

大手企業のインテリア事業部に勤めるOL・雨宮蛍は、会社では有能な仕事ぶりを見せるが、恋愛などは無関心で、家でぐうたらしていることが大好きな 干物女 だった。しかし、ある日、同じ部署の高野部長が引っ越して来て、不本意ながらも同居する破目になる。

と、まぁこんな出だしです。

 

原作は、漫画です。

当時、この 干物女 が女性の共感を受け、ドラマも大ヒットとなりました。

2007年にドラマが始まりましたが、2010年にパート2、2012年には映画版が公開されました。干物女が一般的に認知されました。

 

ドラマでは、綾瀬はるかさんが雨宮蛍を演じます。

変顔やハイテンションなど、「このアホっぷり、少しやり過ぎでは?」と心配になるほどです。

ですが、このドラマによって演技の幅を広げ、さらに人気女優の階段を駆け上がるのですから、良い作品と巡り会えたと思います。

 

視聴者の多くは女性です。

蛍と同調したり、応援したりして、キュンとなるのでしょう。

 

男の僕も、分かります。主人公カワイイですものね。

プラス、綾瀬さんは普段もこんな感じか?と余計な妄想を持ちつつ。

蛍を、こんな彼女いたらなぁという男の目線で見始めますが、いつの間にか蛍の目線で色々考えます。彼女への感情移入スタートかな?

 

☆ネタバレ注意でございます(パート2含む)

 

本来であれば、感情移入した人物が好きな相手も同じように好きになるのですが、

て~し~ま~ は、ちっとも好きになれません。

それは蛍が、恋に恋しているだけだからか?手嶋じゃだめと思ってしまいます。

 

手嶋マコト。ロンドンの研修から帰国して来た、新進気鋭のインテリアデザイナー。

センスもルックスも良いが、シャイで素直。2人いるお姉さんも、蛍と同じく家ではジャージで過ごすらしい。

 

蛍が、手嶋を好きになったきっかけが「寝ている時にキスされた」ですから。

男として、かわいい寝顔がそこにあれば、キスしたい気持ちはよく分かります。

実際は、しね~よ。

手嶋よ。お前どんだけ自分に自信があるんだ?許されると思ったか?

恋愛がご無沙汰だった蛍は、好きになってしまいます。チェッ

でも、これがないとドラマがスタートしないんですけどね。

 

この手嶋。

前から雨宮さんが気になっていたようで・・・。

上司に怒られた後、屋上でビールを飲んで自分を鼓舞する姿を見て、です。

まず、そんなぶっ飛んだ女の子を自分が受け止められると思った?無理だろ。

好きだと言う割には、蛍が待ち合わせに30分遅れたくらいで帰るし、「好きだった」と一方的なメールするし、ドライブデートの時も自分から話を盛り上げるつもりもなく。

ただの勢いで一緒に暮らしても、折角料理を作ってくれた彼女に対して「無理しないで」と言うし、マンガ大好きの彼女に合わせるつもり一切なし。お前は彼女を幸せに出来ない!

しまった・・・。 彼女が好きになった人を、悪く言ってしまった・・・。

 

恋愛ドラマは、彼・彼女・俯瞰の3つの目線で楽しむ僕ですが、“彼”が弱すぎる。

ただ、このドラマには第4の目線が登場します。

髪の毛の量が多い、几帳面な男、高野部長(ぶちょお)です。

みなさんは、このぶちょおをどんな感じで捉えていますか?

(パート1のほう)1話から最終回まで通して見た時は、「主人公のよき理解者」くらいにしか思いませんでしたが、何度も繰り返し見ると、「あれ?この男カッコイイかも」となりました。

きっと、鈍感な蛍よりも、僕の方が「キュンキュン」きているはずです。

 

高野誠一(ぶちょお)。蛍の上司で、インテリア事業部部長。妻とは別居中。

自分の実家に戻って来たが、蛍が居酒屋で出会った部長の父ボンタロウからその家を借りていたため、会社にばれないように同居する羽目に。

キレイ好きで几帳面、その上家事が得意。

蛍の家での干物っぷりに最初は驚くが、次第に理解し、久しぶりに恋に落ちた蛍を応援するようになる。

 

僕は、几帳面な人が少し苦手です。自分は、ずぼらな干物男だからです。

でも、素敵と思いますし、憧れる部分がたくさんあります。

ぶちょおは、37歳にしてはかなり落ち着いています。

自分なりの“男の美学”を持っています。内面は、子どもの部分が多々ありますが、表に出しません。その辺りが災いし、奥さんと別居状態になりました。

後に、自分の悪い部分を客観的に振り返って、改心します。立派ですよね。

一人っ子ですが、独りぼっちが嫌いです。そんな可愛い部分もあります。

蛍が一生懸命恋愛するのを一生懸命応援するぶちょお。2人の関係がすごく良いです。

僕は、一生懸命に応援する方のぶちょおが好きになり、彼の気持ちを考え始めるようになりました。

 

心情を表すのは“男の美学”に反すると思っているぶちょお。そうはいかぬ。

僕が、高野部長の内面をえぐり、暴きたいと思います。

いつから、蛍を好きになったのか?を

 

第1夜から考えていきます。

彼女との出会いは、最悪のイメージで始まります。

今までの女性像を覆す生物、それが雨宮蛍でした。全てにおいて、悪い意味で想定外。

部屋を散らかすし、玄関にまで干し物があるし(下着あり)。

年齢が離れているという事もあり、女性として見ることは出来ません(そんなつもりもありません)。元々大人の女性が好きです。

別居中の奥さんに、この同居はマズイと思っていたが、「雨宮は女ではないから大丈夫」というのは本心でしょう。

恋に落ちた!という蛍に対し、本気で応援します。

それは自分の為です。自分の原点であるこの家で、自身を見つめ直し、最終的には大好きな奥さんとよりを戻したいと熱望しています。

蛍が居ると邪魔なので、出て行って欲しいのです。

 

第2夜

手嶋の為に、家で資料作りをする蛍。ひたむきな姿勢に、邪魔だから追い出すというより純粋に恋愛を応援したいと思い始めたぶちょおです。

進展しないことに業を煮やし、かなり的確なアドバイスをします。これは、上司と部下の関係といった感じです。

 

第3夜

会社では、手嶋とステキ女子をくっつけようと飲み会が企画されます。

そうとは知らない蛍は、見た男が引くかも?の、ドジョウ掬い(余興)を練習します。

恋愛応援団のぶちょおとしたら、かなり悩ましい場面です。本当は止めたいところです。

ただ、気があまり回りません。自分が奥さんに送った今までのラブレターが全て返品されるというショッキングな出来事があったからです。

奥さんとの関係は終わりであると感じるぶちょお。区切りとして手紙を全て燃やそうとします。それを見た蛍は「もったいない」と止めます。

「自分の恋愛で一杯だった彼女が、自分のことを考えてくれた」と、同居人として認めた瞬間でした。

ドジョウ掬いをやり終えた、彼女を労うぶちょお。

蛍の好きなアタリメを差し出します。蛍はそれを手にすることなく「パクッ」とそのまま食べます。面倒くさがりの彼女を理解しているという、一コマであります。

 

第4夜

高野部長は、山田姐さんの助言により、蛍(とステキ女子)に社内コンペを任せてみます。

経験を積ませたいと思っていましたが、プレゼンの期限が短縮されてしまい社内コンペは行われないことに。

自分が一つのことしか出来ないが分かっているので、恋愛そしてビールを我慢してまで、頑張っていた蛍。ここであきらめないのが雨宮蛍です。

ぶちょおは、その姿を見守ります。蛍の仕事ぶりは認めている高野部長。

ギリギリ間に合った、蛍とステキ女子の企画が採用されました。

仕事をやり終え、蛍は手嶋とデートするという日、ぶちょおは奥さんとの話し合いの場を持つことになりました。念願だったぶちょお。一発逆転を狙います。

蛍はデート時刻に遅れ、ぶちょおは会う約束をキャンセルされ、意気消沈で帰宅した2人でした。

 

第5夜

この回は、ぶちょおにとって、心を揺るがす大きなことが2つありました。

一つは、奥さんが男(大学時代の後輩)と住み始めていると知ったこと。

若い頃から女性にモテていたぶちょおは、女性に裏切られたことがありませんでした。振られたこともないです。(振られたとしても自分から別れを導いたと解釈します)

女性は元来計算高い生き物だとは知っていましたが、自分の周りにはいないと思っていました。自分が愛した結婚相手が、そうであったとは信じられません。

裏切られた気持ちでいっぱいです。

もう一つは、女はみんな計算高いと思っていましたが、純粋な女の子がいた!と知ったことです。目の前の蛍です。

相手の反応に一喜一憂して、素直に気持ちを表現する彼女は、貴重な存在だと気付きます。

蛍の姿を見て、ぶちょおは思います。「自分は恋愛に対して、真摯でなかった」と。

奥さんとの離婚を本気で考えます。

恋愛をやめて、友情へとシフトしようとする蛍を、手嶋と共に「会議室に閉じ込める」というお茶目なことをするぶちょお。ぶちょおなりの優しさです。

何度も閉じ込めを繰り返したぶちょおは、蛍によってお風呂場に3時間程度閉じ込められてしまいますが、ご愛敬です。

「久しぶりに人を好きになることが出来た自分を愛おしいと思いなさい」 

と、一生懸命励まし、

「想いは言葉にしなければ伝わらないんだよ」

と、背中を押す。この言葉は、自分への戒めでもありました。

このシーンは、高野部長のカッコ良さを凝縮した感じです。でもその後に、憎まれ口を叩くのが、ぶちょお流です。

この時点でも、ぶちょおは蛍の恋を応援します。兄が妹にエールを送るように。

蛍は、あいつに 手嶋君に想いを伝えることが出来ました。

夜の縁側の二人。

告白出来たから、干物女を卒業した!と調子に乗る蛍に、卒業した暁にはこの家を出ていけ!というぶちょお。売り言葉に買い言葉のようなところがあります。

「ここを巣立ちます」と宣言した蛍。その言葉を受けたぶちょおは、複雑な表情。

好きな女を取られる、というよりも、この生活は楽しいから困るなぁの顔です。

蛍の価値は気づきましたが、女性として見ていません。

まだ、良きパートナーです。

 

第6夜

やっと告白できた蛍。手嶋とかいう奴と付き合うことに。

お盆休みは2人でデートする、と会社で公言する男、手嶋。嫌いです。

会社で公認カップルになったからには、同居がバレてはいけない。そう思うぶちょお。

蛍はデートに出かけますが、撃沈して帰ります。

次の日はドライブデート。蛍はセクシーさをアピールすることにします。その姿を見たぶちょおは、「多少大人っぽく見える」という感想。

うそ?メチャクチャ可愛くない?セクシーだし、と思う僕とは意見の相違。

蛍は、まだまだ子どもっぽいと思っているぶちょおです。

蛍とのデートが上手くいかない、という手嶋をぶちょおは飲みに誘います。

泥酔した部長が、自宅に酔って寝ている手嶋を連れてきてしまいます。

陣頭指揮を執る蛍。家の中でこんなキビキビした彼女を初めて見ました。カッコイイ。

そんな中、酔った部長が蛍に抱き着きます。蛍を奥さんと勘違いしたからです。

その事を後から聞き、「酒の力は恐ろしいな」とぶちょお。

蛍は、部長に抱き着かれたことについて、意外なことを言います。

「ちょっとドキドキしちゃいました。部長も男の人なんだなぁ~って」

この時、蛍にも女の一面があることを知りました。

でも部長は、蛍は手嶋の女だという認識は崩していません。手嶋と酒を飲んだ時も、「つないだ手を離すな」と応援します。2人のことを応援するのです。

そして、奥さんに離婚届けを送りました。

 

第7夜

蛍は手嶋の家にお泊まりしようとしますが、お腹の肉の関係でやめます。

ダイエット、の予定だけ組みます。

一方、部長は二ツ木さんに「同居の解消が雨宮の為だ」と諭されます。

ステキ女子の敗北宣言を受け、本気でダイエットに取り組もうとする蛍。だったが、ジョギング中に雨が降り、コンビニで雨宿り。迎えに出たぶちょおは、風邪をひいてしまします。

看病する蛍に「部長はもっと人に甘えた方がいい」と言われます。

「僕と君とは、ただの上司と部下だから」と返すぶちょお。蛍は看病を続けます。

前髪をクリップされたり、お泊まりの予行練習されたり、はた迷惑な看病のおかげでぶちょおの体は回復に向かいます。

蛍は、大掃除の時に見つけた線香花火をやろうと、ぶちょおを縁側に誘います。

 

ここです!!

やっと来ました。 お待たせいたしました。

 

小さい頃の思い出。2人とも、派手な花火より線香花火が好きでした。

きっと性格は正反対。でも、同じものが好きです。

「好きだよ。この小さな光。見てるとホッとするよ。」

線香花火を指していると思える、ぶちょおのこの言葉。これは、蛍のことを言っています。

病気をして、気が弱っている時って、本心が出てきますね。

蛍は「部長はただの上司ではありません。私にとって大切な同居人です。」と伝えます。

元気になって良かった、と言う蛍を見つめるぶちょお。好きというか、愛おしいのでしょう。対等な関係ではなく、大きな愛で包もうとします。無意識に。

次の日、奥さんが家にやってきます。部屋が散らかってることに驚きます。こんな部屋にする女は普通じゃないと言われ、大好きだった奥さんに言い返すぶちょお。反論のつもりで言っていましたが、蛍への愛情が入り混じっていきました。

別の女性と上手くやっていると奥さんは安堵し、帰ります。

手嶋の家へ行ったと思っていた蛍が家にいて、部長びっくり!会話も聞かれていました。

「自分のことをわかってくれている」という蛍に、「わかりたくてわかっている訳じゃない」という部長。

「本当にわかって欲しいのは手嶋じゃないのか?」「今夜は帰ってくるんじゃないぞ」「いざとなったら灯りを消せ」と言いますが、男のプライドを感じます。君が幸せになることが私の使命だ・・・と。

 

パート2でも、線香花火というキーワードが出てきます。(僕の好きな第7夜の終盤)

ぶちょおにとって、縁側での線香花火は、蛍を好きになり始めた瞬間の象徴です。

 

 

以上です、が、 

別れた嫁が、黒谷友香さんで、新しい嫁が、綾瀬はるかさんって。

そんな夢のような話はないよ。 ぶちょ~~~お!!

 

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