時に言葉は、オイルヒーターにも、スタンガンにもなり得る
これは、かの、Noheya-Copi氏の名言です。
まぁ、僕、なんですけどね🤪
何気ないひと言で人を傷つけたり、不快にしたりすることがあると思うんです。
ワザと嫌味を言っている場合なら良いのですが(良くはないですけど)、知らず知らずのうちにそうなっていたら嫌ですね。
最近、そのような言葉を見つけましたので、ご紹介してみます。
「一応聞いてみてください」
もしくは
「ダメ元で聞いてください」
です
これは良くない言葉ですねぇ~。
「聞いてみてください」は、会話の相手ではない誰かに「聞いてみて」の意味です。
頭に「一応」「ダメ元」と付いていますから、自分の意見は通らないことを承知で依頼をしています。
会話の相手より格下の人に聞くなんてことは無いので、「決定権がある人物に聞いて」ということです。
シチュエーションを考えると・・・
決定権者Aさんの代理人であるBさんと、Cさんが話をしています。
Cの要望を聞いて、Bはその要望を突っぱねます。
Bが「決定権者Aの為にならない」とジャッジしました。
Bは「Aの性格からして無理」「Aに話すまでも無いな」と判断したのです。
しかし、Cは粘ります。
「一応、A氏に聞いてみてください」と。
きっと、Cは何も考えずに「聞いてみてください」と言ってますね。
自分の要望を通したいという一心で、Bの気持ちなど考えず・・・。
Bからすれば、「お前じゃ話にならないから社長を出せ!」とクレーマーに言われているのと変わりません。
Bは、「Cの言い分をちゃんとヒアリングして判断してるじゃないか!」と思っている筈ですよ。
「一応聞いてみてください」と悪気無く言っているCは、質が悪いです。
なぜBは、Cの為に、無駄とわかっている作業をしなければならないのでしょうか?
Cさん(Cの立場の人)は、よ~く考えた方が良いです。
イメージ力が大切ですよ。
Bに対し「一応、A氏に聞いてみてください」とCが言います。
Bは「わかりました。聞いてみます」と答えます。
しばらくして・・・。
Bの返答は「A氏に聞きましたが、やっぱり駄目でした」
「そうですか。わかりました」とC。
Cさんの要望は通りませんでした。
だけど、本当にBは、Aに聞いたのでしょうか?
Aに聞いて無いのに「駄目」と言っている場合もあると思います。
他にも、「Cさんから、このようなワガママな要望があったのですが、お断りしてもイイですか?」とBが言ったのなら、Aはおそらく断るでしょう。
更に、「あなた(B)じゃ話にならないから、直接A氏に連絡して良いですか?」などとCが言おうものなら、BはすぐさまAに連絡し「Cさんからワガママな要求があってお断りしたのですが、どうしても直接Aさんと話がしたいと言ってきかないんです。どうしましょ?」という言い方をするでしょう。
結局は、「一応聞いてみてください」案件で、認められるケースは少ないのです。
Bを不快にさせるし、Aには悪い印象を持たれるし・・・全然良いことありませんよ。
本日は以上です。
何の気なしに使ってしまう良くない言葉がありますから、ご注意ください。
・・・。
要望の有るCはどうすれば良かったのか、って?
根回しして、Bを仲間に引き入れるのが最善でしょうね。
「無茶な要望で無ければ」が前提ですが😅
お読み頂き、有難うございました。