コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

消費者契約法第8条1項について考えてみる

 

律の本を読んでホウホウ頷く男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。

 

消費者契約法
そのような法律がございますね。

消費者が事業者と契約をするとき、両者の間には持っている情報の質・量や交渉力に格差があります。このような状況を踏まえて消費者の利益を守るため、平成13年4月1日に消費者契約法が施行されました。同法は、消費者契約について、不当な勧誘による契約の取消しと不当な契約条項の無効等を規定しています。

こちらは消費者庁HPに載っていた文章です。
アマチュア消費者がプロ事業者に好き勝手やられないように出来た法律みたいです。

 

読んでいくと気になる条文があったんですね。
第8条のイッコーです。

 

 

し、失礼しました。
8条の1項です。
※既に改正されていたらスミマセン

第八条 次に掲げる消費者契約の条項は、無効とする。
一 事業者の債務不履行により消費者に生じた損害を賠償する責任の全部を免除し、又は当該事業者にその責任の有無を決定する権限を付与する条項

事業者が原因で消費者が損害を受けた。
その損害について事業者側が決めるな!
ということです。

 

契約書に『事業者が過失のあることを認めた場合に限り損害賠償責任を負う』と書いてあってもそれは無効ですよ、ということですね。
そりゃそうです。
事業者側に判断する権利があれば、絶対に過失を認めないでしょう。

 

 

 

 

・・・。
ちょっと思ったのが、国が推奨したモノで人が亡くなっているけどちっとも認めない件がありますよね。

因果関係わかりませんよ!だって人間って突然命を落とすことがある訳ですから

という感じの事が厚◯労◯省のHPに書いてありました。
その推奨したモノって、大規模な臨床試験で安全性が確認された後に医薬品として承認されて開始されているらしいです。
安全なら何か起こったら責任を取るんだろうなぁ~と思いきや「因果関係はわからん」って国が判断するんですよね。
チンピラですわ。

まぁ、国は事業者じゃ無いので、何をやろうが何を言おうが関係無いのでしょう。
キチンとした人にこの国の法律を作って欲しいな・・・って思います😢

 

 

 

 

自分のお友達が得をする法律はすぐ通すクセに多くの国民が望む法改正はタラタラやりますよね。
選挙前の【私やってます感】も気持ち悪いです。
どんだけ~~~って思います。

 

本日は以上です。
「この国はイッコーに良くならねぇな」と愚痴る男、コピでした。
お読み頂き、有難うございました。