ようかんが好きな男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。
大きなようかんってイイですよね。
色はシンプルなものが好みです。
昔ながらの感じのも良いです。
僕は日本人ですが、ようかんの方が好きかも知れません。
日本家屋を嫌っている訳じゃないですが、洋館ってイイですよね。
お城に住みたいなぁ~と思っています。
ただ、それは、憧れですから、理想の住まいとはちょっと違いますね。
僕の理想は、親戚の伯母さんの家。
子どもの頃の僕は、田舎の狭い賃貸アパートに住んでおりまして、夏休みなどには都会の伯母さんの家に遊びに行きました。
伯母さんには僕と同じ年の男の子がいました。
(まぁ、僕の従兄弟になるんですけど、疎遠なので、まぁ)
伯母さんは専業主婦で、ご主人は水道設備の会社を経営していました。
自宅兼事務所になっていて、車を2台所有しています。
車と資材を置くスペースに屋根をつけると、上が広いバルコニーになる訳ですよ。
画像:株式会社じげん様
↑↑このようなイメージです。
トラック・自家用車と資材置き場ですから、もっと広い屋根です。
その屋根上バルコニーで、バーベキュー大会をするんですよ。
子供ながらに「これ、セレブじゃね?」などと思うんです。
自宅の方には防音室にピアノが置いてあって、ピアノの先生が週一で来てました。
壁には鹿の首の飾り物(ハンティングトロフィー)があったり、虎がダンプで轢かれた後みたいな敷物もありました。
僕にとって、一番身近な豪邸ですから、この家が僕の『理想の家』なんですねぇ。
ある日、僕と僕の母と伯母さんの3人でお出かけしました。
みんなメチャメチャ空腹で、豪邸に帰ってきました。
「何か食べる?」と伯母さんが聞きます。
「サケ茶漬けみたいのでいいよ」と母が答えます。
が、いくら待っても、サケ茶漬けが出てきません。
サケ茶漬け、ですよ。
カップラーメンくらいのスピードで出来上がりそうですが・・・。
「ひょっとして、ご飯が無いのかな?」と台所を覗きに行きます。
なんと!
伯母さんは鮭の切り身を網で焼いていました。
そりゃ時間が掛かるよねぇ。
伯母さんは、ご飯にお茶漬けの粉を振ってお湯をかけて出すことが出来ません。
理由があります。
伯母さんの夫は、超亭主関白です。
ご主人が仕事を終えて帰り、夕食を食べます。
その時、食卓に五品以上のおかずが並んでいないとブチギレるそうです。
ですから、「小腹が空いた」という場面で、ただ粉かけてお湯を注いだお茶漬けを出そうものなら手を出されるのです。
伯母さんは、二人の子供が成人するのを待って離婚しましたね。
僕の『理想の家』って、張りぼてだったんだ😢
良い家って、広さじゃないですねぇ。
建物の中に暮らす、人の気持ちでしょう。
僕は、生姜焼きだけあればご飯を食べられますし、スーパーで買ってきたお刺身をトレーのまま出されても文句を言わない素晴らしい男です。
本日は以上です。
コックを雇って宮殿に住みたい男、コピでございました。
お読み頂き、有難うございました。