犯罪者の残りの人生よりも被害者の心の傷を癒すことの方が大事だ!と思う男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。
なんだかね~、犯罪者を守る為に刑法が存在するのかなぁ~と思ってしまいます。
守るべきは被害者で、被害者家族で、被害に遭いそうな一般人でしょう。
いつまで経っても、犯罪者の人権を一番大切に思う法律なんですよね。
司法が悪いのか?法律を変えない政治家が悪いのか?捻じ曲げて解釈する弁護士が悪いのか?
それとも、罪を調べる警察・検察の根本がダメなのか?
ちっとも分かりませんよ。
なぜ、今日はこんなにぼやいているのか・・・。
きっかけは、この事件です。
今までに心神耗弱で罪が軽くなるケースがあったが、この事件も酷い!
すんごく 思いました。
事件の全容については、ウィキペディアをお読み頂くのが良いと思います。
犯人の行動などを読むと、まともじゃ無い人間の所業なのは理解できます。
まともな人間じゃないから事件を起こす訳で、その犯人を一般人感覚で裁判することは、全く意味の無いことだと思います・・・。
その犯人ですが、事件直前に「誰かに殺される」などと不可解な言動をしたり、逮捕後に「仕事をしていて気がついたら病院にいた」と供述したりしたので、精神鑑定が行われたようです。
なるほどね。
殺人を犯す前後に不可解な言動をしておけば、精神鑑定が行われるようです。
そして、事件時の「統合失調症を発症したのでは?」を考えてもらえます。
うまく利用すれば、減刑してもらえますねぇ。
この回避手段が、犯罪者の中で流行るんじゃないですか?
ホントに、ホントに。
恨みがある人間を●すならば・・・あ~やって、こ~やって、こうすれば、罪が軽くなるはずです。
恨みのある奴が5人であっても・・・あ~やって、こ~やって、こうすれば、無期懲役で済みます。
なんですか、この法律は?
まったく、ヒドイ法律です。
この事件の裁判は当初、鑑定留置の結果で事件当時の被疑者には刑事責任能力があったと判断しました。
「発見困難な場所に遺体を隠したり、血痕を拭ったりするなど、自己防衛的な行動を取っていることから、違法性を認識していたはずだから」ですが、そりゃそう思いますよね。
一般のニュースでは、犯人の責任能力があると思われる行動は、その辺りで止めていますね。
お前責任能力はあるだろ!の箇所が、もっとありましたよ。
被害者の中に10歳の女の子がいました。
その子の両腕をひものようなもので縛り、口に粘着テープを貼って、殺害前後のいずれかにおいて短パンと下着を脱がし、下着に精液を付着させた。(その後)代わりの短パンや七分丈スボンを着用させた、との事。
さらに、現場となった3つの住宅では第三者(恐らく犯人)が飲食をした形跡が見つかったほか、殺害された独身女性宅でこの男が一夜を明かした可能性があるんですって。
犯人の姿をイメージしてみてください
この男、心神耗弱状態だったと思いますか?
ただの サイコパス でしょ
「サイコパス診断(クイズ)」でよく出てくる問、じゃないですか?
男は死体と共に一夜を過ごした、なぜでしょう? みたいな・・・。
どこぞの裁判長は、世のサイコパスを心神耗弱状態だから責任能力が無い!と判断していくつもりなのでしょうか?
今後も、ずっと、ず~っと。
この事件、名を上げたい優秀な弁護士は「被告人の責任能力」その一点で戦い続け、今どきを知らない無能な東京高裁の裁判長は、それを受け入れたのでした。
6人の命を奪って、なんと、無期懲役ですよ。
無期懲役です。
終身刑ではないのです。日本に終身刑はありませんから・・・。
いつか、刑務所から出てくる無期懲役です。
この裁判は、裁判員制度を利用した裁判でしたね。
裁判員は見たくも無い遺体の写真などを見せられて、考えたくも無い犯人のことを考え、辛い日々を過ごしたことと思います。
そして、死刑という判断したんですよ。
高裁は、死刑判決を破棄して無期懲役を言い渡しました。
もう、裁判員制度なんてやめましょう。
無駄です。無駄!
刑法とは、法によって禁じられた刑罰対象の行為と刑罰の内容を定めて、国の刑罰権が発生する条件を明らかにするもの・・・と、なっています。
まぁ、「この行為は駄目ですよ」と「やっちゃったらこんな罰よ」をひっくるめて決めた法律ですね。
時代によって内容が変わるべきですが、刑法の根本が昔っからず~っと変わっていないようです。
そこが大きな問題だと思ってます。
明確に書いてあるモノを見た訳じゃないんですけど、
「自分が犯した罪を理解させて」「決められた罰によって更生させる」というのが、刑法の考え方の軸らしいです。
心神耗弱と診断された人間が、「自分が犯した罪が理解出来ない」からという理由で、無罪(減刑)っておかしくないですか?
一般人は、いつ罪を犯すかも分からない、しかも本人は何が犯罪かも理解していない人間と、同じ社会で怯えて暮らさなければなりません。
日本は、なぜこんなに犯罪者に優しい国なのでしょうか?
そういった犯罪者を守ると、何か良いことが起こるのでしょうか?
弁護士が食いっぱぐれないように、あえて なのでしょうか?
刑法199条の『殺人』に絞って話をします。
人を殺めたら、罰を受けるのは当然でしょう。
その罰を軽くする時のみ、殺めた理由で決めるべきでしょうね。
「親の仇」「長年イジメられたから」「DVに耐えかねて」など。
罪は罪だけど、殺意について理解出来るわ~、という案件の罰を軽くするのは分かります。
「何となく、です」という心神耗弱の殺人犯。
何となくって、殺人の理由になるんですかね?
「腹が立った」「恋愛のもつれ」「金を貸してくれなかった」そんな自分勝手な理由よりも質が悪くないですか?
何となく で人を殺せる欠陥人間を世の中は生かしておかなければならないのでしょうかねぇ。
意味も分からず殺人を行える犯罪者は、一生隔離しておかなければマズいと思います。
その罪人に何を期待するのだろう?と考えてしまいます。
聞いてもまともに答えられないのだから、何の事例にもならんでしょうに・・・。
熊谷の事件を受けて、改めて法律について考えされられました。
そうそう。
この事件のネットニュースに、次のようなコメントが付いていました。
もし自分の大切な家族を殺した人間が罪に問われず普通に社会に出てきたらどうします?
復讐とか仕返しなんてよくない事だけど司法が裁いてくれないなら自らの手で、と行動する人が居ても仕方ないと思う。
そういう加害者を増やす負の連鎖を起こさせないない為の司法や刑なのでは?
その通りだと思います。
負の連鎖を 煽る ような制度なんてあり得ないですよ。
裁判の事をよく分かっていないのですが・・・。
検察官 対 被告人+弁護士 以外に、被害者側の依頼する「刑を重くする弁護士」というシステムは無いのでしょうかねぇ。
検察や警察は今一つ信用できないんですよ。
この事件が起こる前の警察の対応について、批判が相次いでいます。
(多すぎるので書きませんけど)
よくもまぁ、こんなにミスを連発するな~と感心する程ですが、信じられないのは事件後の対応です。
殺害された女性は生前にエンディングノートを書いており、そこには「私の葬儀には『星に願いを』をかけて欲しい」「娘たちの写真を棺いっぱいに詰めて欲しい」などと書かれていたが、警察が証拠品として10月18日(事件発生35日後)まで差し押さえ、女性の夫に繰り返し頼まれても見せることすら拒んだため、女性の願いは叶わず、女性の夫は後悔の念に苛まれているという。また、この男性は「県警の刑事総務課長が事件の経緯などを説明しに来たが、言い訳をだらだら言っているようにしか聞こえなかった」と述べ、「防げたのではないか」などと尋ねても、無言か「不備はなかった」の一点張りだったという。さらに、警察官とは仏壇の真横で話していたにもかかわらず、警察官から焼香の申し出がなかったといい、「人としてどうなんでしょうか?」という言葉を投げかけたが、「上の者に言っておきます」としか返ってこなかったという
僕は、死刑制度は残すべきだと考えていました。
同時に、終身刑の導入には反対でした。
「罪人を生かし続ける為に税金を使って飯を食わせるのってどうなの?」と思っていたからです。
間違いでした。
今の日本には、懲役150年などは無く、無期懲役などという曖昧な罰があります。
無期なのに、無期限じゃ無いんですよ。
悪法というか、悪刑というか・・・。
死刑にし難いからという理由で無期懲役を選ぶならば、死刑制度を廃止して「終身刑」で良いです。
犯人を一生、刑務所から出ないようにして欲しいですね。
もし、脱獄などしようものなら、射殺してもいいでしょう!
失礼しました。
事件の経緯を読んでいたら、被害者側に感情移入してしまって・・・。
警察関係者・高裁裁判長・被告弁護人は、被害者に寄り添う訳でもなく、自分の仕事のことだけを考え淡々と物事を進めるので、ある意味すごいと思いました。
話が取っ散らかってすみません。
そろそろ終わります。
薬物使用はもちろん犯罪です。
ただ、覚せい剤より質悪い性犯罪者に終身刑を!と思う男、コピでございました。
お読み頂き、有難うございました。