コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

直樹がね/役員トイレでかくれんぼ/どんなに上手に隠れても♪【半沢次長が頭取に?】

 

一部上場の金融機関に籍を置いたことのある男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。

 

倍返しだ!
(注意)職場で叫んだことはありません

 

『半沢直樹』のパート2ですか、シーズン2ですか?終了しましたね。
※ドラマを見てない人には何のこっちゃの話でスミマセン
正直、僕はパート1の方が好きでしたね。
大きな理由は、人間臭さ。
「追いつめられると人間ってそうなっちゃうよね」という感じが好きでした。
最終話、頭取に出向を言い渡されるシーンも良かったです。
視聴者みんな、あ゛?ってなりましたよね。

 

パート2は、結果的にみんな半沢の思い通りに動くんですよ。
不満でしたねぇ~。
上手く進むストーリーが好きな方は多いでしょうから、それはそれで良いと思います。
まぁ、僕がひねくれ者なだけです・・・。

 

ドラマの評価はさておき。
半沢次長に対し「お前が頭取になれ!」という場面がありました。
中野渡頭取と大和田常務が銀行を去り、後ろ盾を失った半沢次長が、頭取になれる日はやって来るのでしょうか?
大きなお世話・・・だけれど考えてみます。

直樹が頭取になれるのかしら🙄
※東京中央銀行の役職の詳細を知らないので、あくまでイメージです

 

半沢直樹は、次長ですね。
係長、課長ときて、次長です。(一般的に)
部長のひとつ手前の役職ですよ。
上の部長に昇進するのに、ちょっとしたハードルがあります。(一般的に)
半沢さんは、ある程度の社内実績があるので、まぁ問題無いでしょう。

 

一口に部長と言っても、種類がありますよ。
年齢や経験値で、とりあえず与えられる「部長」があります。
名誉・・・みたいなものですね。
部長になるだけでも凄いです。
次長や課長で定年を迎える人は沢山いますから。

ノーマル部長よりも偉いのが、部をまとめる部長です。
部で一番偉いから「部長」。
当たり前ですけど・・・。
審査部・部長とか、経営企画部・部長とか。
経営企画部内に2人の部長が居るケースもあるでしょう。
経営企画部長と経営企画部に所属しているノーマル部長。
※社内でノーマルなんて呼ばないですね😅
相撲でいう、「張出大関」みたいなもんですね。

銀行の場合、支店長が部の長と同じくらいの位置のようです。
もちろん、支店の規模にもよります。
山田部長→山田支店長 と呼ばれます。
将棋でいう、豊島九段が「豊島竜王」と呼ばれるみたいなもんですね。

そして、部長よりも偉いのが、統括部長です。
本部長と呼ばれます。
関東エリア本部長や営業統括本部長などです。
取締役が本部長を兼任するケースもあります。
会社の中枢にいる部長達と言えるでしょう。

 

直樹!あんた、まだ次長じゃないのぉ~

 

半沢次長は、とにかく本部長を目指さねばなりません。
本部長で実績を重ねて、取締役になるのが王道ルートでしょう。
半沢さんは営業畑にいるので、営業本部長が当面の目標です。
そこへ進む為には、支店長も経験しなくてはならないでしょうね。
組織では、人を使うことも大切な仕事のひとつです。
信頼の置ける、使える人間だけを周りに配置するのは不可能です。

半沢さんは、貸付金の回収で活躍をしているイメージがあります。
ただ、銀行の仕事は「お金を貸し付ける」ことと、「預かっているお金を運用する」ことです。
お金を借りてくれる企業を探さなければならないし、運用の知識も必要でしょう。
そして、社員を育て、社内をまとめる。
頭取への道は、長く険しいのです。

支店長や統括本部長を経験しないと上へと上がれません。
政治でいう、大臣や党三役を経験しないと総理大臣になれないのと似ています。

 

直樹!取締役会があるわよぉ~

 

取締役になれた場合、取締役会に出席します。
半沢さんはドラマで、次長として取締役会に参加していましたが、役員の立場を背負った場合、考えは変わると思いますよ。
取締役会にいる人のほとんどが「ノーマル取締役」です。
大手銀行の場合は、「執行役員」かも知れませんが。
自身の提案に対し、多くの賛同者が必要となります。
良い方向へと銀行を導いて、実績を作って行かねば、先に進めません。
まぁ、常務取締役のポストを狙うライバルが大勢いるということです。
常務にならなければ、専務や副頭取など、夢のまた夢。
役員連中への根回しを忘れてはいけないし、絶対に嫌われてはなりません。

 

直樹!それでも頭取を目指すのかしら

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半沢次長が頭取になるのは、とても大変です。
警察でいう、『警部補古畑任三郎』が警視総監になるくらい難しいかも知れません。
警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監 ですからね。
ノンキャリアじゃ、まず無理ですけど・・・。

 

まとめ

 

本日は、『頑張れ!半沢次長!』をお送りしました。
如何でしたでしょうか?

 

半沢次長は、社内で敵を作り過ぎました。
支店長や本部長へ昇進する可能性は薄いと感じます。
なぜか?
人事部長に嫌われ過ぎです。
人事権は人事部長(ドラマの場合、取締役クラスだと思います)が握っています。
一次長からすると、取締役人事部長なんて怖くてしょうがない筈ですが・・・。
あの人事部長は、頭取の考えなど知らず、半沢が証券会社へ出向した件を「ざまぁみろ!」と思っていた節があります。
この人事部長・・・ヤバ谷園です。

 

一般の社員からすると、ノーマル部長ですら緊張します。
役員は、もう、雲の上の存在です。
声を掛けられただけでも、名誉なことと震えます。

 

そういえば、アホな同期が「役員トイレで用を足した」と自慢しておりました。
一般社員と役員は、住む世界が違うんですよねぇ。

 

まぁ、せいぜい頑張るのね、な・お・き
失敗したら・・・潰すわよ!

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本日は以上です。
お読み頂き、有難うございました。

 

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