ある早朝、繁華街を歩いていました。
人けは無く、あるのはカラスの鳴き声。
古いパチンコ屋がありました。
何やらお知らせが貼ってあります。
近々閉店するみたいですね。
閉店がいつなのか?僕には見えません。
だって、そのお知らせに近づけないのだから・・・。
河豚は大人になって初めて食べた男、コピでございます🐡
お読み頂き、有難うございます。
閉店するパチンコ屋さんの様子を見て昔を思い出してしまいました😢
本日は僕の過去話をしたいと思います。
・・・。
アレは営業の仕事をしていた頃。
給料が歩合制なので、社員たちのストレスはかなり溜まっていました。
仕事終わりにストレス解消の場として僕らが選んだのはパチンコ屋(実際にはスロット店)でした。
閉店までの僅かな時間に、なけなしの給料をつぎ込みます。
まぁ、だから勝てないんですけど😓
勝った者同士が飲みに行き、負けた者は帰る。
現実は厳しいですわね。
とある日、全員が負けてしまいました。
そんな日もありますよ。
イヤ、むしろ閉店間近に残っている台なら負ける方が自然ですよ。
「どうする?」
社員Aが言います。
「このまま帰るのもあれだね」
社員Bが言います。
「何か食べて帰ろうか」
社員Cが言います。
お酒を飲む気分では無かったので、お好み焼きを食べて帰ることにしました。
「最後はやっぱりもんじゃだね」
社員のAだったか、Cだったかが言いました。
僕はもんじゃ焼きというモノを食べたことがありませんでした。
もちろん存在は知っていました。
「人間が口から出したやつを焼いてまた口から戻すんでしょ」
・・・完全なる偏見です。
「餅とチーズ、明太ダブルで!」
そんな注文をしていました。
僕は明太子が好きなので少し嬉しかったです。
具材をコテで刻みながら焼いてそれを土手にして汁を真ん中に流す
まんべんなく混ぜた後に自分用の小さなヘラに具を押し付け焦がしながら食べる
意外と美味いです😋
その日からでしょうか?スロットに勝っても負けてもお好み焼き(&もんじゃ焼き)を食べに行くようになったのは・・・。
ただでさえ歩合制の給料が少ないのに、毎日スロットしてもんじゃを食べます。
破産寸前です。
「ストレスを溜めなきゃ良いんじゃない?」
僕は根本的なことに気がつきました。
転職しました。
ギャンブルでストレスを発散しよう!と思うことが無くなりました。
また、もんじゃ焼きを食べに行くことも無くなりました。
美味しいんですけどね。
ある早朝に繁華街を歩いていると、古いパチンコ屋の店先に酔っ払いの吐しゃ物を発見して昔を思い出してしまいました
本日は以上です。
読者様に「色々と言いたいことがあると思いますがクレームお断りです!」と言い放つ男、コピでございました。
お読み頂き、有難うございました。