コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

有名な賞を受賞した医学博士だとしても信用はしない

 

小学生時代、クラスのお楽しみ会で『面白いで賞』を受賞した男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。

 

僕は、『面白いで賞』『ホームラン賞』をW受賞しました。
どうもありがとうございます!
まぁ、クラス全員に何かしらの賞が与えられたのですが😅

 

 

 

もうすぐ選挙ですね。
僕は必ず投票に行く人間です。(今回も既に期日前投票済み🌟)
選挙について、当ブログで触れようかと思ってました。
でも、僕が何を書こうが、結果はなぁ~んにも変わらないでしょうねぇ。

 

政策とかどうでも良くて、結局のところ、知名度で決める人が多いからです。
「この人、テレビで見たことがあるから投票するわ」
そんなア そのような方が多いので、この国は何年経っても低空飛行のままでしょうね。

 

日本人って、めちゃくちゃ知名度に弱い人種ですよ。
だから、芸能人が勧める『なんちゃらオークション』に引っかかるんです。

 

いや、日本人が駄目と言いたい訳じゃないです。
日本人には良い所がたくさんあると思っています。
「先入観で決めちゃうとこあるよねぇ~。どんだけ~」と思っただけです。

 

そうそう、肩書にも弱いですよね。
有名なあの賞を受賞したら、神のように崇められます。
でも、大事なのは、発言の内容だと思いますよ。
誰の発言か?は、あんまり関係無いんですけどね・・・。

 

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~ここからかみつきが始まります~

 

世界的に有名な賞を受賞した日本人の医学博士がオカシイので触れてみたいと思います。
その人(以後、教授と呼びます)は2020年の夏でしたかね、新型コロナについて「対策をしなければ今からでも(日本で)10万人以上の死者が出る可能性がある」と言いました。
対策というのは何のことを言っているのかサッパリ分かりませんが、とにかく大変な状況ということは理解できます。
ただ、根拠に乏しいですよね。
なぜ、10万人なのでしょう。
その(キリの良い)数字は一体ドコからやって来たのか。
じゃあ、何をしなければ10万人で、何をすれば1万人だったのでしょうか?

 

新型コロナの死者10万人と言えば、フランスやドイツの現況です。
日本は飲食店の時短営業によって、死者を2万人弱に抑えています。
教授の言う『対策』は、時短営業の事だったんですかねぇ🙄

 

 

その教授が最近、若者のワクチン接種をえらく推してきます。
ワクチンを良いと思うかどうかは人それぞれなので、それは別にイイんです。
が、結果的に、ワクチン接種に誘導しようとするデータの出し方にかなり問題があります。

 

教授は、自身のHPで新型コロナについて解説されています。(以下の青字

※まんま引用すると誰のことを言ってるのかバレちゃうので、ちょっと加工してご紹介します

 

 

シンガポールでワクチン接種が急速に進んでいます。
政府の発表(9/2)によると、同国はファイザーもしくはモデルナのワクチン接種を行っており、8月末の段階で全国民の80%が2回接種を済ませています。40歳以上では90%以上が2回接種を終了しています。
※シンガポールは中国色が強いお国柄ですがワクチンはファイザー&モデルナのようです
しかし、ワクチン接種が進んでいるのにも関わらず、最近はデルタ変異により感染者数が増加しています。
直近28日間の感染者の内訳をみると、70%以上はワクチン接種を2回済ませた人で感染が起こっています。
※感染者の7割以上がワクチン2回接種済みってことです
しかし、感染した後に酸素投与が必要となる割合は、ワクチン非接種者では6.5%なのに対して、2回接種者では1.0%と大幅に減少しています。また非接種者では1.2%が死亡していますが、2回接種者では死亡は報告されていません。
デルタ型ウイルスに対して、ワクチンは感染そのものは十分には予防できないが、感染後の重症化には強い予防効果があることを物語っています。

 

 

 

以上の青文字を読んでも、何も感じない人が結構いるんでしょうね😅
僕は別に、「ワクチン2回打ったのに感染してんじゃん!」と言うつもりは無いです。
問題視しているのは、後半に出てくる数字なんです。

 

『感染した後に酸素投与が必要となる割合』というのは重症者という意味だと思います。
ワクチンを打っていない人の6.5%が重症化して、2回接種していれば1.0%まで抑えられている!って言いたいんですね、教授。
6.5倍も違うんですねぇ。
そりゃ、すごい効果だ!

 

 

・・・ホントか?😒

 

よ~く考えてみてくださいね。
現在、シンガポールの新規感染者は3000人ぐらいです。
そのうち、感染者の7割以上はワクチンを2回接種済みの人です。
と、いうことは、ざっくり2100人です。
重症化したのがその中の1%なら、21人ですよ。
一方で、残り未接種の中の6.5%なら、58人です。
つまりは、現在のシンガポールで新型コロナに感染して重症化する人は、未接種組が58人で2回接種組が21人ということですよね。
わざわざパーセントを用いる必要があるんでしょうか?
割合で出さないと、数字を見た人の印象が変わるんでしょうかねぇ。

 

 

・・・ん?ちょっと待てよ🤔

 

教授は、

ワクチン非接種者では6.5%なのに対して、2回接種者では1.0%と大幅に減少しています。

って言ってますね。
あれ?
1回接種者はドコに行った?

 

仮に、あくまで(仮)、ですよ・・・
ワクチンを1回以上接種した人の感染率が85%だとしましょ。
シンガポールの新規感染者は3000人ぐらいです。
重症化率がワクチン接種1回でも2回でも1%としましょう。
ワクチンを接種して重症化した人は、25人になります。
それ以外の未接種組の重症化率が6.5%なら、29人です。
まぁ、まぁ。

 

コロナワクチンの効果がどうこうって話じゃ無いです。
僕が言いたいのは、数字を加工しないで出した方が間違いは無いでしょ!という事です。
あえて、割合表記にする意味って何でしょうね。

 

最後の文も引っかかります。

デルタ型ウイルスに対して、ワクチンは感染そのものは十分には予防できないが、感染後の重症化には強い予防効果があることを物語っています。

 

言い方が、まぁ~、卑怯ですよね。
『デルタ型ウイルス』と限定させることで他の型には絶対的な感染予防効果があるとでも言いたいような感じで。
あと、普通に「感染予防はできないが」と言えば良くないっスか?
「感染そのものは十分には予防できないが」と“そのもの”とか“十分には”とか要る?
僕はあんまり感じませんが、(このデータは)ワクチンって感染後の重症化に強い予防効果があることを物語っている、そうです。

 

この教授の話を聞いてると『ペニーなんちゃらオークション』の芸能人を思い出します。
ちなみにこの教授は、研究費の寄付を一生懸命募っているようです。
どの業界もお金が必要なのですねぇ~。

 

 

本日は以上です。
他人の発言は、一度分解して組み立て直してから、考えた方が良いと思います。
お読み頂き、有難うございました。