『一般人が普通に暮らせる党』代表のコピでございます。
お読み頂き、有難うございます。
僕は、国政選挙に出馬しようと考えております。
よく「投票率が低い!」「政治に関心を持て!」「選挙に行け!」などと言う人を見かけます。
面倒くさいから選挙に行かない人もいるかも知れませんが、大半は「投票する先が無い」と思って選挙に行かないのでしょう。
カレー味のウ●コと、ウ●コ味のウ●コ、どっちを食う?
みたいな選択だからですね。
大企業・金持ち優遇の利権大好き政党や子供・年寄りにカネをばら撒いて票を集める政党や何処か別の国の支部みたいな政党だらけじゃ、一票を投じる先がありません。
ですから、僕が、一般人が普通に暮らせる為の政党を作りたいと思います。
ここで言う一般人は、芸能人が結婚する時に使う、見せかけ一般人じゃなくて、多くの国民が思う「自分って一般人だなぁ」の一般人です。
中の上から下の上の国民の代表として、僕は出馬致します!
・・・という、空想です😅
出馬に必要なのはお金です。
選挙資金じゃなくて、生活費ですよ。
国会議員は大変な仕事です。
他の仕事をしながら兼業出来る程、甘いものではありません。
まぁ、法律で兼業(兼職)禁止ですけど・・・。
今の仕事は辞めなきゃいけません。
しかし、選挙に落ちたら、無職になっちゃうんです。
元政治家が働き口を見つけるのって、きっと大変なはずです。
ですから、お金が必要です。
無職になっても食べていける位の預金が無いと困りますからねぇ。
僕の一つ目の公約を掲げると・・・
宝くじ等で大金(5億円以上)が当たらない限りは出馬しません!
そりゃ、そうでしょうよ。
でも「宝くじが当たらな~い」だと空想が終わっちゃうので、6億円当たりました!(仮)としましょ。
よし!出馬しよう!
出馬したら当選する自信はあります。
政治は結果ですから、現職の結果責任を問えばいいでしょう。
「この現職議員は、国民の声を一切聞かずに自分たちが好きなように物事を進めました。今も昔もこの党の議員はそうなんです。どう思いますか?このままでイイんですか?この党に投票するってことは、現状で構わないってことですよ。選挙に行かない人も同じです。今の生活に十分満足しているということです。じゃあね、政府が何を言っても黙って従って生きて行けばいいですよ。正に奴隷ですね、奴隷。
なぁ・・・。
お前ら本当にそれで良いのか?悔しくねぇのか?
チャンスをやるよ!
簡単だ!俺に投票しろ!選挙権があれば誰にでもできる!
そこの君!馬鹿そうな顔の君にも出来る。会場に行って俺の名を書いて箱に入れるだけ。
そして不細工なあなた!そう!キョロキョロしてるあんただよ。ブスにだって出来る。
投票日に用事があるなら、期日前投票をしろ!
バカとブスこそ、選挙に行けぇ!!」
~そして投票日~
はい!当選しました!
コピ議員の誕生です!
『一般人が普通に暮らせる党』といっても僕一人でやっている党なので、法案を通したりは出来ないでしょう。
ですから、国会での出来事をブログに綴ります。
『コピ議員の部屋』で。
丁寧に丁寧に、書き続けます。
理解されにくい法案のメリット・デメリットを提示します。
短期的にはマイナスと思えることも、長期的に優れている法案・・・そういうものもありますし。
国民生活にどのような影響をもたらすのか?そちらのブログでお知らせ致します。
2回の当選を果たしたコピ議員。
国民の真っ正面に立つ政治家として、メディアの露出が増えます。
『一般人が普通に暮らせる党(略して、いっぷうどう)』所属の他の議員も地方の選挙で躍進します。
カレー味のウ●コに勝てるんです!
「日本はこのまま良い方向へと進むなぁ~」
やっと、国がそう思える位置にまで来ましたよ。
気持ちをリフレッシュする為に、僕は近所の温泉施設へ出かけました。
風呂上がりのフルーツ牛乳を楽しみに服を着ようと僕のロッカーを開けると、あるものが入っていました。
綾瀬はるお君(左)↓↓
はるお君人形が入っているじゃありませんか!
しかも、ご丁寧に「綾瀬さん使用済み」と書かれたシールまで貼っています。
僕は、決して手癖は悪くありません。
でも、綾瀬はるかさん関連のグッズに目が無い僕です。
ダメとは分かっていても、衝動を抑えることが出来ません。
はるお君を僕のバッグの中へ。
そのまま温泉施設を出ようとすると、なぜかパトカーが停まっていました。
「しまった~、綾瀬トラップや~」
※綾瀬さんは悪くないです。ハニートラップ的なことです
現行犯で事情聴取されました。
僕は、正直に罪を認めました。
起訴猶予にはなりましたが、世間に「コピ辞職せよ!」という強風が吹き荒れます。
僕も誰かさんみたいに、「何かの力が働いたのか?全くわかりませ~ん」と誤魔化せば、ひょっとすると陰謀説が流れたかも知れません。
でも、綾瀬はるお君をパクってしまったのは事実なのです。
僕は、普通の政治家と違って、正直者なんです・・・。
これまで、僕が行ってきた丁寧な政治活動にも陰りがみえます。
もうすぐ選挙。
このままだと、僕は確実に落選します。
宝くじが当たって、趣味みたいな気持ちで始めた国会議員ですが、正直辞めたくはありません。
まだ、志半ばです。
一本の電話が入りました。
国内最大政党の幹事長からでした。
「キミ、次の選挙、厳しいみたいだね」
「あ、あなたには関係ないでしょ!」
「ハハハ。そんな敵視しなくても良いんじゃないか?」
「はぁ。何の用ですか?」
「キミが国会議員でいられる話だよ」
僕は、自身の党のいっぷうどうを捨てました。
与党議員になった僕は、幹事長の奴隷となりました。
ずっと党の政策に不満を持っていますが、選挙に勝つため、お口ミッフィーです。
選挙に勝てるノウハウを持っているのか?が、政治家の真の価値なのですね。
知りませんでしたよ。
僕はてっきり、国民の為に働くのが政治家かと思っていました。
宝くじが当たっても、政治家だけにはならないことに決めました!
僕の空想話なので、もちろんフィクションです。
実在の政党や窃盗や幹事長などとは関係ありません。