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こんにちは、毒春よ。
あたし宛に質問が来たので紹介してみるわ。
毒春さん、こんにちは。
私は竹野内豊さんに似ている男です。
今年で50歳になります。
若かりし頃、もらった給料は全て飲み代に消えていました。
その後、体を壊してしまい、お酒はやめました。
酒代に消えてしまっていた分を貯金に回し始めたんです。
お酒以外に好きなものが無いこともあり、お金が貯まっていきました。
今は、貯金が趣味になりました。
残高を見るのがとても楽しいです。
金銭的な将来への不安は消えたのですが、新たな悩みが出てきました。
お金を使うのが怖いのです。
財布や銀行口座からお金が減っていく様子を「自分の命を削っている」と思えてしまうのです。
もちろん、あの世にまでお金を持っていけないことは重々承知しています。
「人生100年」などと言いますね。
あと倍の残りの人生、お金が減らさないことだけに費やして良いものか?
毒春さんのご意見をお聞かせください。
HN:冷麺と情熱のあいだ
ですって・・・。
かなり、本気の質問よね。
あたし困っちゃうわ。
そういえば、先日の質問でもあったんだけど・・・。
自らをイケメンアピールしてくる感じは何なの?
イケメンじゃなけりゃ、ちゃんと答えないと思われているのかしら。
そのようなことはございません!
あたしは、鏡を見て親を恨んでいるような人の質問もキチンと考える人なのよ。
じゃあ、ご質問に答えましょ。
趣味ってね、大きく分けて二種類だと思うの。
「出」が大きいモノと「入」が大きいモノ。
「出」と「入」が何を指しているのか?それは趣味によって、ね。
例えば、「出」の方はお金や時間、「入」の方は知識や技術かしら。
ピアノ教室に月謝を払ってピアノが弾けるようになった、ということ。
出入りのバランスで、良い趣味と感じるかどうかよ。
『貯金』を趣味と考えるのは、かなり特殊よねぇ。
「出」は無くて、「入」は残高を見て嬉しいという感情よ。
気になるのが、貯金という趣味が生活に直結している点ね。
貯金に没頭すると、節約を中心とした生活になるわ。
お金や時間の「出」は無いけど、精神的な節約意識の「出」はあるかも・・・。
いずれにせよ、楽しけりゃいいの。
「自分の人生、このままで良いか?」と質問するのは、何か迷いが生じているのかしら。
別にいいんじゃない?というのがあたしの答えだけど、竹野内さんの「気持ちを変えて欲しい」という情熱は感じるわ。
じゃあ、別の考えを・・・。
まず、目標を持つのはどう?
ピアノ教室に通う人だって「猫ふんじゃったが弾けるようになりたい」「フジ子・ヘミングさん張りに弾きたい」などの目標があるはず。
貯金にも目標は必要だと思う。
金額だけじゃなく、何に使う(使いたい)という目標でも。
目的に向かって歩いている時って、迷いは無いと思う訳よ。
「人生100年」とおっしゃられたけど、お金を使える時間はもっともっと短いと思うわ。
体が不自由になって残された家族への負担を考えての貯金なら分かります。
でも、自分の為のみならば、お金を使うタイミングを逃して天国へ行ってしまいそうね。
お金を貯めるだけの人生ってのもイイんだろうけど・・・どうでしょう。
貯金は無いけど好きなお酒と歩む短い人生とお金を使えない長い人生。
どっちが幸せ、と一概には言えないわねぇ。
その間ぐらいの位置が良いかもね。
お金が使えなくなっちゃう病になると困るから、こんなのはどうかしら?
もらった給料を割合で使うところから始めるの。
10%とか15%とか。
その時に思う、楽しいことに使ってみて。
ゲームでも本でも洋服でも何でもいいわ。
出費した分だけ豊かになるイメージを持って、やってみてちょうだい💕
☆★☆
ちゃんと答えになっているかしら?
お金を貯めることって素敵なことよ。
でもね、商品の定価よりも値引き率に踊らされたり、周りの人から「あいつはケチだ」と思われてまで貫き通すことでも無いと思うわ。
水滴がポタポタ落ちる蛇口の締め具合を注意しないとハンドルも表情も硬くなるよ
よく意味は分からないけど、毒春さんはイイこと言うわねぇ~。
本日は以上よ。
質問は、毒春ドットコムによろしく!
※存在するかどうか不明です