２０１９年４月２３日にタイトル「無気力な男がブログなど始めてみました」という記事でスタートを切ったブログ『コピの部屋』。
今月で開始から２年を迎えます。
代表のコピさんにこれまでの思い出や考え方などを伺い、こちらのブログの魅力を探ってみたいと思います。
【コピさんインタビュー】
キレてないですよ！（笑）
――ブログ開始２周年、おめでとうございます。率直な感想をお願いします
ありがとうございます。長続きしない性格の僕がここまでやってこられたのは、ひとえに僕のおかげでしょうね（笑）。冗談です。当ブログに立ち寄って頂いている読者様のおかげです。一人では恐らく続いていないと思います。
ん？・・・ちょっといいですか？
このインタビュー記事って『ブログを始めて半年』の時の記事と同じ感じですよね。率直な感想を、というあなたの質問も同じ。そして、僕の答えも全く同じでした（笑）。
――え？同じ質問、し、失礼しました！キレてます？
キレてないですよ！
ちょっと！今年は令和３年ですよ。今どき長州小力の真似をする奴なんているんですか？（笑）
――そういえば、今まで７５０本の記事を投稿されていますが、どう思いますか？
なんか、ついで、みたいな質問ですね（笑）。そうでしたか。数字だけを見ると我ながらスゴイなぁと思います。だけど、かなりの割合で「お怒り記事」を投稿している気がします。腹を立てたことに関する記事は、高速で仕上がるんですよね。でも、血管が切れる前に“お粥”のような優しい記事が書けるブロガーになりたいです。血管ですか？まだ・・・
キレてないですよ！（笑）
――２年間続けてきた毎日投稿というスタイルについて、どのようにお考えですか？
ブロガー界隈で意見の割れる『毎日投稿』の話ですね。僕は毎日投稿しかしたことが無いので、他の投稿頻度の良し悪しが分かりません。よく言われるのは「毎日投稿をすると内容の質が落ちる」ですか？それは、個々のペースの問題で、いっぱい時間を与えられてもそこまで質は変わらないと思います。僕の場合は、です。まぁ、当ブログの特徴の一つに『毎日投稿』がある、その程度でしょうか。
カッコつけて言っちゃいましたが、『毎日投稿』はメチャメチャ大変です！
――今後もバンクシーブロガーを続けますか？
『バンクシーブロガー』は僕が勝手に名付けた身元を隠しているブロガーのことですね。諸事情兼ね合い喧々諤々で身バレしないようにしていますから、このままの状態でしょう。僕がブログをやっていることを周りの人間は誰も知りません。キツイのが、ブログに載せようと写真を撮った瞬間「その画像どうするの？」と人に聞かれた時ですね。これは、困りますよ。僕はTwitterをやっていないので、言い訳に苦労します。ブログをやってることを告白してしまいたい日もたまにありますが、ジッと我慢です。身元を隠しているウルトラマンの気持ちが少し分かりますよ。
きっと、ビル・ゲイツくらいのお金持ちになれる
――最近、ブログ記事の作り方は変わりましたか？
そうですね。もう２年ですからね。初期の頃はガムシャラに記事を作っていた気がします。別に、今が手を抜いているってことじゃないです（笑）。何かアイデアを思い付いた時、そうですね、ネタ系の記事の時、数を重ねないと成り立たない場合があります。例えば、俳句を作っていくつも並べる、みたいな。こういうネタは俳句があればあっただけ良いのですが、そういう数で勝負の内容は避けるようになりました。ストレスが溜まるので。ブログは「量より質！」ですよ。まぁ、面倒くさいだけですけどね（笑）。
――記事をストックされているそうですが、どれぐらいの数ですか？
記事の下書きをストックするブロガーさんは結構いらっしゃるみたいですけど、僕は予約投稿しちゃう派です。一週間程度は投稿してあります。だから病気になっても大丈夫！でも、一週間パソコンに触れないような病気になったら、ブログをやってる場合じゃないと思いますけどね（笑）。
先月の予約投稿の数は凄かったですよ。最高で１２本くらいだったかと。
綾瀬さんの誕生日記事を成功させる為に努力しました。この情熱を資産運用に回したら、きっと、ビル・ゲイツくらいのお金持ちになれるんじゃないかな（笑）。
――記事の書き方で、気を付けていることはありますか？
どんな記事であろうと「自分らしさ」は忘れたくないですね。と、言いつつも、それを裏切る楽しみみたいなのはあります。読者様には「ダジャレで終わるブログ」と思われているかも（笑）。まぁ、それも「自分らしさ」ですね。最近、言葉尻を捕らえて何でもかんでもクレームつける人がいますから、偏った記事内容の場合は注意書きは入れるようにしています。クレームが入るほど人に読まれているブログじゃないですけど。
――シリーズ化していた記事を見ませんがどうしたのですか？
飽きました（笑）。フォーマットが決まっている記事って、作るのは比較的楽なのですが、仕上がってもトキメキが少ないです。僕は、こんまりさん的なトキメキをブログ記事に求めているのです。なんて（笑）。
曲紹介のスナック記事をシリーズ化していましたが、あれは元のYouTube動画が消されるケースがあり、「記事としての完成度」が落ちる（可能性がある）のでやめました。自分で歌動画を作ってアップすれば良いのでしょうが、そんなマメな人間じゃないです。
綾瀬さん半分、優しさ半分で
――こちらのブログのイメージキャラクター綾瀬はるかさんについてお聞かせください
非公認ですから！ホリプロさんに怒られますから言い方に気を付けてくださいね（笑）。元々、綾瀬さんに対する溢れる想いを処理する為にブログを始めました。正直言うと、始めた頃は好きという気持ちがそのうち冷めるんじゃないかって思っていました。でも、２年間右肩上がりで好きですね。とても大切な癒しの存在です。「彼女にしたい女優ランキング」上位の綾瀬さんですが、僕は付き合いたくはないです。僕からすれば、綾瀬さんがそばにいてくれるだけできっと毎日が幸せです。その幸せと同じ幸福感を僕は彼女に与えることが出来ないからです。って、誰も聞いていませんね（笑）。
今後も、勝手にイメージキャラクター（非公認）として崇めたいと思います。
――この『コピの部屋』は、今後どのような方向へ進みますか？
僕はTwitterをやっていないので、日常を呟く軽い感じのブログ記事にシフトしてもいいかなぁと思ってます。じゃあ、Twitterやっとけよ、という話ですけど。まぁ、特に変更する予定も無いので今までと一緒でしょうね。これからも、綾瀬さん半分、優しさ半分でお送りします（笑）。
あ！最近、少しだけ歴史に興味があるので、『歴史音痴がお送りする歴史に興味が無い人のための記事』を作成してみたいです。「田沼意次と井伊直弼は違うよ！」みたいな。へ？同一人物じゃないですよね？
――はてなブログについて思うところはありますか？
機械に弱い僕が何とか運営出来ているので、使いやすいと言えるでしょうね。その辺りの不満はありません。強いて言えば『今週のお題』ですよ！いつもチャレンジしようと思いますが、変化球が多いんですよね。クリスマスが近かったら「クリスマスの思い出」で良くないですか？普通でいいんですよ、普通で。それが「クリスマスといえば七面鳥。あなたがお勧めする七面鳥料理は何ですか？懐かしいおばあちゃんの七面鳥料理、学校帰りに食べた七面鳥料理などの思い出なども大募集！」とか言われても書けないです。もっと、膨らますことが出来るテーマが良いと、はてなブロガーの仲間が言っているのをよく聞きます。だから、僕がみんなの代わりに言ってみました（笑）。
――この一年でショートストーリー記事が増えたようですが？
「このことを記事にしてみようかな？」という感情が溢れスタート地点に立ちます。カテゴリーをどうするのか、その時はまだ決めていません。美味しそうなジャガイモをもらって、コロッケにしようか肉じゃがにしようか何にしようか、の状態です。ジャガイモの形が悪ければコロッケにするだろうし、サイズによって肉じゃがにしにくかったり・・・。記事作成は調理みたいなものです。最近、ポテトグラタンの出来に満足がいっているので、グラタン記事が増えているのかな？僕の中でショートストーリーがポテトグラタンなのです。ん？伝わりませんか？でしょうね。自分でも何を言っているのか分かりません。
振り向いたら「かなりの距離を歩いてきたな」と思います
――お別れの時間が近づいていますが、プライベートでやりたいことなどはありますか？
何でもいいから、外で思いっきり体を動かしたいですね。マスク無しで。旅行にも行きたいですね。マスク無しで。外で美味しいものを食べたいですね。マスク無しで。
色々考えるのですが、コロナがネックになっていることが多いです。まぁ、僕だけが辛い訳じゃないですから、仕方が無いですね。考えると、GoToなんちゃらで国でお金を出さなくても、僕みたいに我慢している国民は多いから、収束すればお金は使うと思います。
旅行なら、富良野に行ってみたい。もちろん、田中邦衛さんの影響ですよ。行ったら思うんでしょうね。「ん？何にも無いな」と。そんなのもひっくるめて遊びに行きたいです。
――最後に読者のみなさんへ一言お願いします
こんにちは！コピでございます。いつも有難うございます。
ブログを始めて３か月くらいの時でしたかね、「毎日投稿して３６５日が経ちました！」という記事を目にしたんです。思いましたよ、「この人、頭がどうにかなったんじゃない？」と。それくらい、毎日投稿ってとても大変だと感じていました。気が付けば、このブログは２年が経ちましたよ。僕は正気です（笑）。
振り向いたら「かなりの距離を歩いてきたな」と思いますけど、１日に一歩しか進んでいないんですよね。今後もやること、やれることは決まっていると思うし、自分の前にある道をゆっくり歩いて行きます。
読者様には、そんな歩く様子を「また、ふざけながら歩いてらぁ～」とゆるい感じで受け止めてもらえると嬉しいです。
今後ともよろしくお願いします。
ブログを読むと少し神経質なイメージがある彼だが、話してみると普通の男性だった。
質問に対して、次々と即答するコピさん。接客の仕事が生かされている印象だ。
日常生活からネタのヒントを得る彼の記事は、その辺にある身近な等身大の記事と言えるだろう。
シロツメクサのようなブログ記事に、今後も期待したい。
【取材・文／小比山 武六】
