親戚のおじさんが亡くなったと知らされました。
1か月ほど前、、だったそうです。
かなり遠くの親戚だったので、こんなにもタイムラグ。
酒を水代わりに飲むような人だったようです。
おじさんは、たしか、60代前半。
皆様も飲み過ぎないよう、お気をつけください。
おじさんに、最後、会ったのはいつだったか。
顔も覚えていないくらい昔です。
3回しか会ったことが無いもので・・・。
朧げな記憶を辿ってみたいと思います。
おじさんと初めて会ったのは、僕が小学四年生の時でした。
初キャンプに連れて行ってもらいました。
湖のほとり、だったと思います。
「服がたき火臭くなった!」と、イヤな記憶が残っています。
・・・それだけです。
あっ、スイカ食べました。
三角形にカットしたスイカを手に取ったおじさんは、更に皮に沿ってナイフを入れます。
赤い扇形になったスイカを外側の方から食べ始めました。
「スイカは中心の方が甘いから外側から食うのが良い!」
手をベタベタにしながら言いました。
とても印象的でしたねぇ。
それから数年後の、たしか、お盆が2度目です。
親戚連中でカラオケに行きました。
僕はジュースを飲みながら、大人たちのド演歌を聴く羽目になりました。
おじさんの番ですが、急に違う曲調の歌が流れてきました。
あとで分かったのですが、吉川晃司さんの曲でした。
「どう手拍子を打つんだ?」という親戚たちの顔は忘れられません。
3度目は、僕を初スキーに連れて行ってくれました。
考えてみると、おじさんは親戚の中でも多趣味でちょっと変わっている人なのでしょう。
スキーのライセンスを持っているくせに「慣れだよ」と僕をほったらかしです。
朝一で行って、ナイターまで滑りましたから、かなり慣れたとは思います。
が、この我流がネックとなり、大人になって改めてボーゲンからやり直しました。
とんでもねぇ、おじさんだ!
でも、僕に初めてを与えてくれた人物でした・・・。
体感したことって、ずっと覚えているものなんですね。
良い経験をありがとう!
おじさんが歌っていた曲の動画を貼っておきます。
※音量注意
ラ・ヴィアンローズ
僕も誰かの人生を少しだけバラ色に出来たらいいなぁ、と思いました。
ありがとうございました!