里芋よりも山芋が好きな男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。
僕の会社の入り口付近に老夫婦が立っています。
何やら、痴話げんかをしています。
ちょっと迷惑です。
老男性の方を見てみました。
薄い茶色のズボンに濃い茶色のシャツを着ていました。
何か「里芋と蓮根の煮物」っぽいなぁと思いました。
個人的には「里芋とイカの煮物」の方が好きですが赤っぽい要素がないので、あえなく蓮根とさせて頂きました。
そういえばお年寄りのファッション、特におじいちゃまですが、同系色でまとめる方が多いですね。
茶色か、深緑か、グレーをよく見ます。
そうしなければならない決まりでもあるのでしょうか?
ご本人に聞く訳にもいかないし、奥様を「旦那さんはこれでいいの?」と詰める訳にもいきません。
勝手に考えてみることにします。
年齢を重ねると「別に見た目なんて気にせん!」という気持ちになるのでしょう。
なるべく締め付けの無い、楽な服を選択するでしょうね。
ただ、楽な服=煮物色 ではありません。
多くの楽な服が煮物色であっても、それを選ばなきゃいいですよ。
需要と供給ですから・・・。
脳裡をよぎったのが、衣料メーカーの戦略です。
きっと、煮物色の布は安いけど人気が無いのでしょう。
服色を気にしない世代に対し煮物色で楽な服を安価で提供する。
皆が着ることによって巻き起こる「これがスタンダードだ」感。
そういう事ではないでしょうか?
煮物色とおひたし色を組み合わせるのも中々難しいですね。
やっぱり、煮物色は煮物色、おひたし色はおひたし色でまとめた方が無難です。
なるほど~🤔
でも、待ってください。
同系色でまとめるなら「黒」でも良い訳です。
なぜ、イカ墨色にしないのでしょうか?
それに上が煮物色でも下を「白」にすれば、ほんの少しですけどオシャレ感が出ませんかねぇ。
クリームシチュー色のズボンが1本あれば着回しが利きそうです。
それでも頑なに煮物色やおひたし色や鰯のつみれ色で統一するのには、きっと訳があるのでしょう。
更に深~く考えてみました。
汚れるのがイヤ!
この結論にたどり着きましたよ。
白いズボンだと汚れが目立ちますものね。
黒の服も意外と汚れるし、毛玉なども気になります。
そのような目線で考えると煮物色に落ち着くのも納得です。
そういえば車もそうです。
汚れが目立たない色の車に乗っているお年寄りが多いですね。
あくまで僕の感覚ですが・・・。
〆サバ色の車は、運転に気を付けて欲しいと思います。
何だか、茶色い物が食べたくなってきました。
本日は以上です。
お読み頂き、有難うございました。