コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

迷惑な営業電話が多いです。やめてください!

 

電話に出る時の声が半音上げる男・・・
「お読み頂き、有難うございます!コピでございます!」

 

会社の電話が鳴ります。
番号が通知されていても、相手が誰だか分からないですね。
法人からなのに、携帯電話のような番号だったりしますから。
きっと、格安の通信システムがあるのでしょう。
それはどうでもいいのですが・・・。

 

相手が分からない以上、電話口の人に不快なイメージを与えない為に明るく対応します。
「お電話ありがとうございます。●●(社名)でございます」
相手が社名を名乗りますが、明らかにただの営業であることがわかります。
「結構です!」
電話を切ろうとすると、何だか知らないけど粘るんです。
あなたは私がご紹介するシステムを知らない無知な人間ですよね?という感じで。
そして、「ご担当はいらっしゃいますか?」とか「代表者に代わってください」などと言います。

 

あ゛?

 

僕が貴社の新システムを知らないように、あなたには僕のポジションが分かっていないよね。
僕が自社に対し何かを提案すれば、採用される位置にいる人間ですよ。
なぁに?その口の利き方。

 

「御社のシステムは良いかも知れませんが、あなたのような失礼な営業マンを使っている事に問題があると思います。今後、御社と取引することは絶対に無いでしょう。ごきげんよう」
と言って差し上げます。

 

ダメ元で粘ろうとする営業マンがいますが、アレ、逆効果だと思いますよ。

 

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よくよく考えると、会社に掛かってくる電話のうち、約3割が営業の電話です。
迷惑千万です。

 

腹が立った時は「こっちは仕事してるんで・・・」と言ってやります。
すると相手が「私も仕事をしてます」と言い返します。
違う違う違う違う。
確かに、あなたもテレアポという仕事をしているかも知れないが、こちらは迷惑を被っております。
僕の仕事であなたに迷惑をかけていません!
仕事をしてる・してないの意味が全く違います。
まぁ、言っても仕方が無いので「じゃあ、あなたの思う仕事を全うしてください」と言って切りますが・・・。

 

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僕の会社は、かなり営業寄りの会社です。
営業メインの会社に営業を仕掛けて来るなんて、ねぇ。
日本の有名な寿司職人に、無茶苦茶な握り方を教える南米の寿司レストランのようです。
(そんなテレビ番組を見たことがあります)

 

営業トークのフォーマットを駆使しているつもりでしょうが、僕も当然知っています。
ちょっとご紹介してみましょう。

 

【例題】※例題の社名は空想です
МTT東日本代理店、株式会社シーピーネットの田中と申します。
現在お使いの電話回線ですが、お安いプランに切り替えることが可能になりましたので、ご連絡させて頂きました。
この度、●●(会社所在地)のエリア担当が変わりまして、皆さまにご挨拶させて頂いております。
来週であれば、火曜日と水曜日のどちらのご都合がよろしいですか?

 

まぁ、こんな感じでしょう。
出だしの自己紹介ですが、誤解させるような言い方で始まります。

まず、大企業の社名を出して怪しい電話じゃないとアピール。
(NTTとか東京電力とか東京ガスとか)
新しいプランがあたかも大企業主導で「変えなければならないもの」のような口ぶり。
もっともらしい会う理由を述べてアポを取ろうとする。
具体的な日にちを提示することで物事が進んでいるような印象操作。

 

営業マンは、電話口の相手に話す機会を与えず一気に喋ることで、200件に1件程度はアポイントを取るのでしょう。

 

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電話営業を断れず上司に怒られちゃう方もいらっしゃると思うので対応策を・・・。
先程の営業トークに対する返答です。

 

あ~、営業によくある手口ね。
担当が変わったとか、どちらの日が都合良いかとか。
よく使いますよね。
そもそも、おたくはMTTの社員なの?
MTTが新しいプランにしなければいけないって言っているの?
本社に電話して確認してもいいの?
どうなの?

 

これで、9割の営業が引き下がります。
それでも食い下がられた場合にはこんな感じで。

 

シーピーネットさんでしたっけ?
あなたは田中さんですね。
何かあればこちらから電話しますから、シーピーネットさんの代表番号を教えてもらえますか?
あと、あなたの部署の上司の方のお名前も教えてもらえますか?

 

営業マンは攻めるのは得意ですが、受けるのが苦手です。
本部にクレームの電話をされては困ります。
その辺の心理を突いてみましょう。
本当にクレームを入れなくても良いです。
引き下がってもらうことが目的ですから・・・。

 

攻守逆転 という言葉がありますね。

僕はその昔、法人相手に電話営業をする仕事をしていました。
「時間の無駄だ!」「他にやること無いのか?」「あんたは営業が下手!」
そんな言葉を浴びせられたこともあります。

そう言い放った人間たちがが逆に営業マンとなり、僕のところに電話を掛けてきたら面白いでしょうね。

「そのレベルの営業トークで客の心を動かせると思ってるの?」
まぁ、そんなことは言わないですけど・・・。

 

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以上でございます。
うちの会社に営業の電話が多いなぁ~という話でしたが、随分と横道に逸れてしまいましたね。
毎日、100本・200本と営業電話を掛ける仕事は「修行」的な側面を持ちます。
掛かってくる営業電話に対応するのも、ある意味「修行」かも知れません。

本日は、お読み頂き有難うございました。

 

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