3年前、小学5年の男子に駒落ちで負けた経験を持つ男、コピでございます。
お読み頂き、有難うございます。
駒落ちとは、将棋で強い側が駒を減らすハンデのことです。
駒を減らした小学生に負けた・・・という事です。
これこそ、将棋の醍醐味です。
年齢や性別などは、勝負に関係ありません。
強い方が勝つ!それだけです。
将棋やチェス、囲碁、オセロなどは
二人零和有限確定完全情報ゲーム
に分類されるそうです。
2人で行うゲームで、手番が交互にやってきて、自分の手を相手に見せる、偶然の要素が無い遊びです。
実力が全てなので、弱い人間にとっては、面白くない遊びです。
子どもの頃の僕がそうでした。
何回やっても勝てないんだから、面白くないです。
運に頼って三味線を弾きまくる、トランプが好きでした。
三味線(シャミ)を弾くって言いますか?
相手を騙すような芝居をすることです。
大人になると、麻雀にも興味が湧いてきます。
麻雀は運だよりの部分もありますが、運と折り合いをつけることを考えると「人生の縮図」のような素晴らしいゲームだと思います。
そんなことを言いつつも、とりあえずシャミを弾きます。
ん?話がだいぶズレてしまいました・・・。
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年を重ねるにつれ、じわじわと将棋の良さに気がつきました。
運の要素が無い、努力が実を結ぶゲームも良いと思いました。
囲碁じゃなくて、なぜ将棋が好きになったのか?という話です。
将棋の駒って、全て同じじゃないですね。
そこなんです!
様々な特徴を持つ「駒」の全てを使って戦う様は、自身が勤める企業の形態に似ている気がしました。
まぁ、うちの会社は「歩兵」と「香車」しかいませんが・・・。
将棋に勝つ時、全ての駒が使えている事が多いです。
無駄なく全部の力を出し切れば、中小企業でも大きな仕事が出来ると思います。
まぁ、うちの会社は「歩兵」と「香車」しかいませんが・・・。
ちなみに、僕の好きな駒は「金将」です。
「銀将」や「角行」よりも好きなので、両取りの時は「金」を取りがちです。
勝ちに向かうことが大切なんですけど好みが出てしまう・・・人間だもの・・・。
☆★☆
そういえば、今の若手棋士は、駒の好みや今までの経験などを無視して、最善の手が指せるようです。
コンピュータに近い思考へなりつつあるのでしょう。
「だったら人間の対局よりもコンピュータ同士の将棋を見れば良くね?」と思いますよね。
いや、人間同士の対局は面白いんです。
持ち時間が無くなったり、昼ごはんが不味かったり、最近奥さんの機嫌が悪かったり、色んな要素で指し手を間違えたりするんです。
人間だもの・・・。
その誤った手を挽回しようと、次の手をひねり出します。
そこに物語が生まれるのでしょう。
将棋で、人間はコンピュータに勝てません。
でも、人の心を動かすのは、やっぱり人間なんですよね。
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将棋は渋い、悪く言えば地味なゲームです。
新聞に小さく載っている年齢層が高い遊びのイメージがありました。
現在は、インターネットによって気軽に対局出来ますし、プロの対局をリアルタイムで見ることも可能です。
そして、棋士の情報や対局の裏側などもパソコン・スマホで見られます。
このような環境になったのは、ネット関係に明るいプロ棋士の力のおかげだと思っています。
その代表が、遠山雄亮六段だと思います。
僕も所属している『はてなブログ』に遠山先生のブログがあるんです!
スゴイですね。
ちなみに遠山先生は、最近「鬼滅の刃」にハマったそうです。
先日、職場の近くでテレビ番組の撮影をしていて、何人か芸能人がいましたが、全く興味が湧きませんでした。
僕は基本的にミーハーじゃないんですよ。
でも、将棋のプロ棋士は別なんです。将棋まつりに会いに行ったりしますから・・・。
ブログを始めて、身近に棋士の方がいたことを知り、ちょいと興奮してしまいました。
遠山先生のブログ、及び「コピの部屋」をよろしくお願いします。
お読み頂き、有難うございました。
手筋は大事です!