コピの部屋

自分なりの解釈で想ひを語っています。少しの好き嫌いと空想癖があります。

【映画】海街diary の感想 羽田空港から鎌倉まで約34㎞

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人間は、思い込みの激しい生き物です。

「きっと、●●だろう!」そんなことを思ってしまいます。

映画などの作品を見るときに、「●●が駄目だからつまらないだろう!」と思って避けてしまうと、名作を見逃してしまったりします。

勿体ないですよね。

そんな挿入感 先入観は捨て去って、真っ新な気持ちで映画やドラマや“ぎぼむす”を観たいものです。

 

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まぁ逆もあります。「●●だから、きっと面白いだろう」と。

そういうのを、そういう感覚の人を、『信者』と呼ぶのでしょうね。

面白いと思わないと、破門されるような・・・。

 

この映画は、結構評判が良いんですよね。

何故だか分かりませんが・・・。

監督のネームバリューでしょうか。『信者』?

 

僕は、フランス映画も観ますので、「日常を切り取った!」みたいな作品も嫌いではありません。

ただ、映画にする以上は、何か大きなテーマは必要です。

すみません。この鎌倉映画のテーマがさっぱり分かりませんでした。

この監督の映画って、そんなのが多い気がします。

 

あらすじは、

3姉妹と腹違いの妹が鎌倉で一緒に暮らして、本当の家族になる

と、それだけです。

 

見どころありますよ。

「この3姉妹の演技が良い」です。

長女と次女が、近所の飲食店で乾杯するシーンは、とても自然で印象に残ります。

 

登場人物は、みんな(四女以外)素直に生きている印象です。

故に、抑揚が無い作品となっています。演技が上手ければ尚のこと。自然であれば自然であるほど。

穏やかな海、さざなみのような感じの映画に見事仕上がっています。

朝の連ドラの総集編を見させられている気分です。

 

四女は、元々猫を被っているような女優の子。

ドラマでも、CMでも。この映画の中ではずっと猫が見える状態です。

「本当の家族になった!」というシーンの後でも、頭の上に猫がいます。

女優業を続けていくのなら、いつかは猫を逃がしてあげなければなりません。

頑張って。

 

ここの監督もよろしくありません。

この人は、子役に台本を渡さないという馬鹿な手法をとるらしいです。

撮影現場で、はじめてのセリフ伝えて演技させる。そうすると、演者の固定観念が無い分、自然に演技できる、と。

四女にも同じようにやらせたそうな。(本人が勝手に台本読んでないだけかも知れませんが)

台本を読み込んで、その役を(他の人物との関係も)理解して、演じるのが役者です。

良い役者さんは、エンディングから撮り始めてもキチンと演技が出来ます。役の心情、物語の今までの経緯を台本を読んで理解しているからです。

素晴らしい俳優を育てる為にも、台本を読ませて理解させ、その上で演技をさせるようにした方がいいです。

邦画を衰退させない為にも・・・。

 

この鎌倉姉妹映画は、終わりの方にある、長女と四女のシーンの為に他シーンがあると言ってもいいでしょう。

そこまでが、非常に長い。

飛行機の離陸に例えると、とんでもなく長~~~~~~~い滑走路を走ってきた飛行機が、最後にちょこっと飛ぶ。そんな感じ。

滑走路をただただ走る飛行機をずっと見てきたもんだから、ちょっと飛んだだけで感動する。そういうやり口です。

ちなみに、成田空港から鎌倉までの滑走路があったなら、約34㎞です。

 

撮影に1年もかけたそうです。この映画。

監督・脚本 是枝裕和

長女 綾瀬はるか

次女 長澤まさみ

三女 夏帆

四女 広瀬すず

 

以上です。