コピの部屋

自分なりの解釈で想ひを語っています。少しの好き嫌いと空想癖があります。

【映画】リアル〜完全なる首長竜の日〜 長いのは首だけではない

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久しぶりにダラダラした映画を見ました。

この映画、特に目的やテーマはありません。あったとしても分かりません。

ホラー?アクション?ミステリー?サスペンス?どうしたいのか・・・。

 

全体的に間延びした感がありますが、全て悪い訳ではないと思います。

前半は、「ベースが面白いのに勿体ない」という印象。設定などを調整すれば良い感じなります。

後半は、時間調整です。映画は2時間程度なので、適当につなぎ合わせたのでしょう。ですよね。

 

ストーリーはこんな感じです。

藤田浩市(佐藤健)は、1年前に自殺未遂をおこして昏睡状態に陥った恋人の和淳美(綾瀬はるか)が入院している医療センターを訪れ、最新脳外科医療“センシング”によって、意識不明の淳美の意識に入り込んだ。

淳美の意識の中ではいつも通り、マンションの一室で漫画家として漫画を描きながら浩市の帰りを待っていた。

浩市は、淳美に自殺の理由を問うが、話が噛み合わず言い争いになってしまう。

淳美をなんとか漫画家としてのプレッシャーから解放し、深い昏睡状態から目覚めさせようとする浩市だった。淳美は漫画を描くことに拘り続け、うまく描けないと悩む。

そしてかつての自信を取り戻すため、昔淳美が描いて浩市にプレゼントしたという首長竜の絵を探してきてほしいと浩市に訴える。

 

ツッコミどころ満載のこの迷作。パッと思いつくだけでも20個ほどありますが、それを書くにはもう一度映画を見て確認しなければなりません。それは止めときます。

覚えている、簡単なところだけ指摘します。

 

まず、タイトル。このタイトルで「観たい!」となる人がいるのでしょうか?リアルで首長竜ですよ。僕は、リアルな首長竜見たさに映画館に行きたいとは思いません。いい歳ですし。

この映画の“ネック”は、“首長竜”だと思っています。

首長竜を出さずに、他の生物(人物)の方が良いのではないか?と強く思います。

 

なるほど。

原作は小説でしたか。

「完全なる首長竜の日」という小説で、『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。しかも、満場一致での受賞らしいです。

僕が、ベースは面白い作品、と思った理由はここだったんですね。

 

最新脳外科医療“センシング”って、胡散臭くてなんだかなぁと思って観てたのですが、意外と良かったですよ。

医者たちには、何の魅力も感じられませんでしたが。

仮想空間で、何でもやり放題。彼女のグロテスク漫画の人物が出てきたりします。ホラー要素があって、少し跳ねそうです。

このまま、サスペンス感を前面に押し出していけば、きっと観れる作品になったと思います。だって、後半に皆さんお待ちかね“首長竜”が出て来るのですから。

 

原作は、女性主人公と昏睡状態の弟らしいです。

映画は、主人公と恋人ですから、設定などを細かく丁寧に変えていかないと原作の良さが消えます。そもそも原作に沿ったものでなくても、良いと思います。

だから~、“首長竜”要らなくなぁ~い。

面白い原作の設定を変えるのであれば、野木亜紀子さんに書いてもらえばよかったのでは?

 

脚本は誰だよ!

一応、調べました。

脚本と、監督もされていました。黒沢清氏。

日本の映画監督、脚本家、映画評論家、小説家と紹介されていました。

映画評論家? えっ大丈夫ですか?こんな映画作って・・・。

ごめんなさい。撮られた映画は、一つしか見たことがないです。

伊丹十三製作総指揮の「スウィートホーム」です。

あ~~~。あれか~~~。フフフ。

確か、古館さんが燃えちゃうホラー映画。でしたっけ。

じゃあ、仕方ないか。諦めます。期待した自分がバカでした。

 

リアル~エラスモサウルスの日~? に戻ります。

後半に大きなどんでん返しがあります。

あるのですが、そうなると前半に、辻褄が合わない部分が多々あります。

だったら、この世界(映像)は誰の脳内?という場面が多く、その人物が知らないであろう物・人が映っていたりメチャクチャです。

 

とりあえず、映画を作るのであれば、テーマは必要です。

一途な愛でも、長年の恨みでも、昔の懺悔でも、何でも良いです。

当時(2013年)のCG技術を発表したいのであれば、その“首長竜”とゴジラを戦わせては、如何でしょうか。

 

出演された皆様、お疲れ様でございました!