コピの部屋

好きなもの・人に対しての想ひを語ってみます。お子様ランチ記事を目指します!

「ダサい」ファッションセンスの人が、多少「おしゃれ」になる方法

 

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前半はファッションに対する考えなどが書いてありますので、方法のみを知りたい人は下の方へとお進みください!

 

ブロガーとして他者のブログ内容は気になるところです。
ファッション系のブログは多数存在します。
多くは、アイテムのご紹介記事です。
今のトレンドをお伝えしながら、1つあれば色んなシーンで使える便利なウエアをご案内してくれます。
女性のために女性ブロガー発信の記事がほとんどです。

 

男性用を探してみました。
数は少ないですが、一応ありました。
その中で、気になる記事を見つけました。

 

日本人はなぜ「ダサい」のか?
おしゃれな人はセンスを常に磨いている
「ダサい」奴はファッション知識が乏しい
社会人男性の私服がダサい理由とは?

そのようなタイトルが並びます。

 

これから、大切なことを申し上げます。
いいですか?

 

読んで理解出来るくらいだったら、最初からダサくないわ!

 

☆★☆

 

「東大に入る方法」
「マラソンでサブ3(3時間を切ること)を達成する方法」
「ボディビル大会に出場できる筋肉を作る方法」
このようなタイトルの記事を見て、読んだらそうなれる!とは思わないでしょう。
でも、参考にするとは思います。

 

そもそも、上の3つの例えは、努力してどうなるものでもありません。
(努力するな!という話では、ありません)
勉強時間が長ければ東大に入れる訳ではありませんし、身体能力については、生まれ持っての遺伝子によって、ほぼ決まっています。
細い筋肉のまま運動出来る人もいれば、少しトレーニングしただけで筋肉が付きやすい人もいます。

 

話が逸れましたが、ファッションは身近な話なのに、かなり上から目線の記事が多いんですね。
読んでも、解決するとは思えない内容です。
「おしゃれは“引き算”だ!」なんて言ってみても、幼稚園児に方程式を教えているのと同じでしょうね。
そもそも、その記事を書いている人間が本当に「おしゃれ」なのかも疑わしいです。

 

外国人はお洒落なのに、日本人は駄目!みたいな感じで記事が始まります。
日本人は、色をゴチャゴチャ使うが外国人はシンプルだ!と。
そりゃ~背が高くて、手足が長い外国人がシンプルな服を着れば、カッコいいでしょう。
その真似をした日本人は、カッコ良くなれるのでしょうか?
シンプルの先には、地味ファッションが待っていると思います。
日本人のファッションセンスを馬鹿にしておきながら、結果的に地味な服を着た人間を増やそうとしています。
意味がありません。

 

ファッションって何でしょうか?
何かに従って、着る服のことでしょうか?
僕は『自分らしさをアピールするアイテム』だと思っています。

 

だから「着ていて」もしくは「身につけて」気分が上がるモノじゃないと、意味が無いと思います。

でも、このような考えを昔から持っていた訳ではありません。

 

☆★☆

 

僕は、中学・高校と自他共に認める「ダサ男」でした。
学年トップクラスでしょうね。
今考えると、何でそれを選ぶの?という服を着ていました。
本人にダサい認識はあるのですが、解決策はありません。
なるべく外に出ないようにします。
新しい服を買うこともないので、所持しているダサい服が時空を超えます。

 

そのダサ男が、奇跡の出会いをします。
ある女性と付き合い始めます。
その女性は、スタイリストの卵でした。
僕なんかを何で選んだんでしょう?相当ダサいのに・・・。
余程、イイ男オーラが出ていたのでしょうね。
すみません。嘘です。

 

彼女は、色々なショップにダサ男(僕)を連れて行きます。
「他人が着古した服をなぜ買うのだろう?」と思っていた不思議なお店、古着屋さん にも連れて行ってもらいました。
お出かけする時は、彼女の服を借ります。
彼女は背が高かったし、僕は当時の体重が53キロだったので、容易に着れました。
自分は茶色が似合うと勝手に思っていましたが、「あなたは紺が似合う」と言われ、そこから青系の色が好きになりました。
彼女が、僕に合うと勧めた服を片っ端から買います。
彼女の着せ替え人形と化した僕でしたが、着ている服を褒められることが増えました。
服選びの楽しさを教わりました。

 

「これを組み合わせればお洒落!」などとプレゼンすることは無理ですが、「これとこれの相性が悪い」は、分かるようになりました。
服にも暗黙の了解のようなものが存在するようです。
彼女が読んでいるファッション雑誌に目を通し、一緒にお店に行き、何を選ぶべきか段々分かってきました。

 

ファッションの師弟関係である恋人同士に、お別れの時が来ます。
仕方が無いことです。
仕方が無いのですが、学生時代のダサ男に戻りたくはありません。
「服飾関係の彼女を作る!」そんな器用なこと出来ません。
自分で何とかするしかありません。

 

この前置きの長さ・・・。
自分でも驚きます。

 

☆★☆

 

「ダサい」ファッションセンスの人が、多少「おしゃれ」になる方法
を考えました。

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ダサ男→多少おしゃれ

 

西洋人の真似をすればいいってもんじゃない

先程も申し上げましたが、体系が違う人間が同じ服を着ても、同じ雰囲気にはなりません。
もっと言うと、体型はファッションの一部です。
ぽっちゃりした体形の人は、その体に合う服しか似合いません。
服が悪いのではなく、合わないあなたが悪いのです。
自分に合う服を選ぶか、服に合うように自分を変えるしかありません。
売っている服が良いかどうかは、重要ではありません。
「自分に合うかどうか?」です。
だから、まず、鏡を見ましょう。

 

服に対して制限やルールを設ける

こちらの記事をお読み頂いている方の中で、多少おしゃれになりたいと思っている人へのご提案です。
「この服を着ろ!」とか「このブランドならいい」という内容では、ファッションに対する意識が芽生えないと思います。
そこで、あるルールを設定して、それを守ることによって、おしゃれを目指すのはどうでしょうか?
ご提案は2つです。

◎ジーパンを履かない

ジーパンって楽なんですよね。
しかも、比較的どんな服にも合います。
ダサさを隠せる、とも言えますね。
思い切って、履くのを止めてみましょう。
パンツの色や形を意識し始めると思います。
細いパンツにダボダボのセーターなどを合わせれば、田舎のヤンキー風になりますね。
パンツはかなり重要でファッションの  と言ってもいいでしょう。
上半身だけでなく、靴との相性も考えなければなりません。

◎服装は必ず4色で!

外国人はシックな着こなしなのに、日本人は地味になる原因は、色に対する意識の違いだと考えます。
たくさんの色を試して自分に合う落ち着いた色に行き着いたから、シックな着こなしになるんです。
ただ、黒い服を着れば良い!という訳ではありません。
色の感覚を鍛えるため、全身を4色でまとめましょう。
なぜ4色かと言うと、5色以上だとゴチャゴチャした印象になるからです。
だから、黒のタートルネックに茶色のチノパン、白のスニーカーと黒いリュックは 色が足りないから駄目! です。
4色を意識して服選びをしてみましょう。

 

服の大事な要素は「形」と「色」ともう一つ

服選びに慣れてきたら、もう一つ考えて欲しいことがあります。

 

街を歩いていると、ポイ 若い女性が多いイメージです。
ポイって、それっぽいということです。
若い人が読むファッション雑誌の読者モデルっぽいと言いますか・・・。
それ以上でもそれ以下でもない、ポイ ファッションですね。
僕は、何が原因か?分かっています。

 

服には大事な要素があります。
形と色ですね。
あと、もう一つありますが、多くの人は気にしていないんです。
それは「素材」です。
同じ素材で揃えている人を目にします。
上級者は、色を変えたりするのでしょうが、同系色で同じような素材は頂けません。
色で言えば 刺し色 のように、刺し素材 があります。
ニット系って下手すると、安っぽく見えますね。
安っぽい素材を掛け合わせると、すごく安っぽくなります。当たり前です。
そこに、皮とかエナメルとか入れてみると印象が少し変わります。
ファッションは、ひと手間が大事ですからね。
お料理と一緒です。

 

まとめ

ファッションは自由です。何を選んでも良いと思います。
唯一言えるのが、自分に合ったものがベターということです。
良いと言われる服を探すのではなく、自分に合う服を探す方が楽しいと思いますよ。

 

それでも、「自分じゃ服を選べない」と言う人へ。

 

デパートへ行ってショップを回り、カワイイ(若しくはカッコいい)と思う服を着ている店員さんに、服を選んでもらいましょう。
着ている服の良さが分からない人は、もう、好きな顔の店員さんに選んでもらいましょう。

 

僕が言うから合ってると思いますが、中途半端にファッションに興味がある人よりも、ダサ男の方がマッサラな分、どんどん吸収すると思います。

 

自分らしいファッションに出逢えることをお祈りしております。