コピの部屋

自分なりの解釈で想ひを語っています。少しの好き嫌いと空想癖があります。

【ドラマ】世界の中心で、愛をさけぶ 第3話 名シーン

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このドラマには、たくさんの名シーンが存在します。
第3話の終盤に、このドラマの代表的なシーンが登場します。
朔太郎が、亜紀に心を完全に持っていかれた、と思われるシーン。
第8話の朔太郎が「俺の嫌いなもの」を亜紀に告げますが、それにも絡んできます。
朔太郎だけではなく、視聴者も虜にしました。
そんな、第3話を振り返りましょう。
いつもの通り、亜紀が生きている1987年の場面のみでございます。

 

まずは、亜紀の一言から

学校では、もうすぐ授業が始まります。
出席していない朔太郎の席を見つめる亜紀。
「やっぱりな~」と一言。
それを聞いた智世が「昨夜、朔と何かあった?」と聞きます。
智世・龍之介・ボウズは、亜紀と朔太郎がケンカしてると思っています。
実際は、昨夜というより朝方ですが、アジサイの丘でファーストキスなんですけど・・・。
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亜紀ちゃんは、いかにも何かあった表情をします。
当然ですよね。
「頑張らなくてもいい。そのままでいい。」と大好きな人に言われて、その彼とファーストキスですからね。
朔の力になりたい、と思う気持ちが湧くのも納得できます。

 

元気な朔太郎を不思議がる亜紀のシーン

朔太郎のおじいちゃんが亡くなりました。
朔太郎とおじいちゃんは、いつもつるんでいる友達のような関係でした。
そのおじいちゃんが、急に逝ってしまい、悲しい気持ちにもなれません。
「落ち込んでいても、おじいちゃんは戻らない」と元気に振舞う朔太郎。
そんな朔太郎を昇降口で、体育館で、文化祭の演出を決める教室で、ずっと亜紀は気にかけます。
亜紀は、支えたいと思っているのに、朔太郎は意外と元気です。
どう見ても、不自然なのですが・・・。
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下駄箱からひょっこり顔を出す亜紀ちゃん。可愛いですね。
どうなるか分からなかった文化祭の演出を朔が志願しますが、亜紀ちゃんは嬉しいより不安が勝ってしまいます。
何もしてあげられない自分への苛立ちも感じます。

 

テレビ放送ではカットされているシーン

実はこの第3話。カットされているシーンがかなりあります。
一つ使ってしまうと辻褄が合わなくなるからです。
ただ、このカットされているシーンに、男同士の友情や亜紀の行動力などが盛り込まれています。
このドラマが好きな人は、完全版を視聴することをお勧めします。
内容は伏せておきます。
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「机ごといなくなる作戦」があります。
必見です。

 

朔太郎の家に来た亜紀のシーン

亜紀は、自分なりに色々と調べ、それを伝えに朔太郎の家へとやってきます。
「机ごといなくなる作戦」を使いました。
部屋には二人きり、家に家族はいません。
何の用かと聞く朔太郎に、亜紀は言います。
「やることなんて一つしかないでしょ」と。
おじいちゃんの骨を撒くことが出来ず、落ち込んでいた朔太郎ですが、そんなことを言われキスをしようとします。
顔を近づける朔太郎の鼻をつまむ亜紀。
「良かった。引っ掛かってくれて」というオチなのですが・・・。
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小悪魔の亜紀ちゃんがまた出ましたね。
男の扱いが絶妙です。きっと、お母さんゆずり。
いたずらっ子の亜紀ちゃんがポケットから写真を出します。
ハンカチに包んであります。
女性らしい細やかさを持ったコなんですよね。

 

学校で骨を探す亜紀のシーン

朔太郎が骨を失くしてしまったと知り、いいところを見せようと学校へ侵入して探す亜紀。
雨が降る中、一生懸命に探します。
亜紀の実家へ電話をする朔太郎。
文化祭の為に、学校へ残っていると聞かされます。
文化祭の準備など無く、自分の為に骨を探しているとの予感から、学校へ急ぎます。
ゴミ置き場で、雨に濡れながら、ゴミ袋の中を探す亜紀。
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亜紀ちゃんの顔と制服は、かなり汚れています。
頑張って探したのでしょう。
朔の力になりたい!と強く感じます。
それを見た朔は、本当に申し訳ない気持ちになります。
実際には、骨を失くしておらず、手元に持っていたのですから・・・。
本当のことを告げると、亜紀ちゃんはニッコリ「良かった」と。
女神ですね。

 

朔太郎の人生を変えてしまった、抱きしめられるシーン

朔太郎は亜紀の協力のもと、おじいちゃんの骨を撒くことが出来ました。
ほっと一安心です。
亜紀と別れ、一人で自転車に乗る朔太郎は気づきます。
ペダルが軽い・・・と。
その軽さによって、転倒してしまいます。
当たり前のように、いつも後ろに乗っていたおじいちゃんは、もういません。
おじいちゃんの大きな愛情に包まれていたと気付いた朔太郎。
悲しみがこみ上げます。
そこへ走り寄る亜紀。
実は、朔太郎が気になって、走って追いかけて来たのでした。
朔太郎の正直な気持ちを優しく聞く亜紀。
そして亜紀は言います。
「私、太るよ。おじいちゃんと同じくらいになって、後ろに乗るよ」と。
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亜紀ちゃんらしい優しい言葉だと思います。
この言葉は、朔がず~っと心に仕舞う宝物の言葉となるんです。
そして、亜紀ちゃんは手を広げて「おいで」と。
こんな高校生いますかね?
世界で一番美しい、と思います。
マリア様抱っこと呼ばれる場面です。
おじいちゃんと同じように自分を大きな愛情で包んでくれる亜紀ちゃんを一生大切にいなければならないと、朔は思ったでしょうね。

 

タイトルの“世界の中心”は、テレビドラマでは 世界=抱きしめてくれる人のこと と解釈しています。
それをベースに、物語が進んでいきます。
映画と一線を画すのは、このベースがあるからだと感じます。

 

また、今現在、相手は自分にとって、どのような位置にあるか?を自然に表現されていると思います。
脚本の森下佳子さんは、凄いですね。
15年経った今でも、森下作品の登場人物の魅力や自然な表現は、変わっていません。

 

素晴らしい作品を直に感じられる時代に生まれて良かったです!

 

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