漢字を表現するのに『◎◎の何とかです』と言うじゃないですか?
ん?伝わりにくいですね。例えます。
「かわさき」さんなら、さんぼんがわとかさんずいのかわとか言って、川崎と河崎の違いを表現します。
自分の名前なら、子供の頃から言い慣れた表現があると思います。
他人の名前は、てこずりますね。
先程の「かわさき」さん。
川崎市の川崎です!と自分なら言いそうです。崎の字まで説明してますし。
河崎ならどうでしょう?
神奈川県川崎市じゃない方のかわさきです!と言います。
馬鹿っぽいですね、僕。
時間をもらえば、おしゃれな答えが出来そうですが、咄嗟に答えねばなりません。
気の利いた答えなんて無理です。
そう、歴史上の人物で答えるのは、いいですよねぇ。
賢そう!
「さいとう」さんのさいは、種類がありますよね。
中に示すです、とか、横棒2本です、とか言うのでしょうか?
『斎藤道三のさいです!』カッコイイですね。
こんな感じがいいです。
でも『島津斉彬のなりのさいです!』と電話口で言っても伝わりにくいでしょうね。
曽根さんの曽を表現しなくてはならない場面がありました。
相手はある程度、冗談が通じる人です。
一般的には『曽我兄弟のそ』という表現らしいです。
僕は曽我兄弟を知りません。宗兄弟は辛うじて知っています。
岐阜県の方で曽を使ってそうだな、と思いました。
それが何かは分かりません。
そういえば、飲食店の看板で見た気がします。
そうそう「木曽路」です。
相手に『飲食店の木曽路の曽』と伝えたところ、?でした。
『何の店ですか?』
なんだっけな?すき焼きかしゃぶしゃぶか・・・あまり適当なことも言えません。
諦めて他の表現にします。
形は簡単だし、それで表現すればいいじゃん!と思いました。
『田んぼに触覚が生えていて、下に日です。仮面ライダーの顔みたいな・・・』
!!
気持ちが通じたようです。
ギャル曽根の曽で良かったですね。
いやいや、ギャル曽根の曽根ですよ。

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