会社の上司に飲みに誘われて、断る若者が多いと聞きます。
(若者全員が飲み会に不参加だとは思っていません)
同じ職場の人間の、しかも上役のお誘いです。
確かに仕事が終わればプライベートタイムで、誰かが縛れる時間ではありません。
取引先の接待の為にも、酒の場に慣れておくことは価値があります。
でも、自分の都合を優先してしまう若者。
本当にこれでいいのでしょうか?
そんなことを言いつつも、今回は、若者の肩を持ちたいと思います。
今回は「若者よ!飲み会は参加しろよ!」じゃなく「若者が飲みに行かないのは、おっさんのせいだ!」という、反省を促す記事です。
(おっさん全員が駄目という話ではございませんよ)
自分で言っておきながら、気を付けねば、と思います。
≪ここがダメだよ!飲み会上司≫
これは行きたくねぇ~10選
飲み会を拒絶する若者は、最初から飲み会不参加だったのでしょうか?
歓迎会の席には、いたのではないでしょうか?
元々、お酒が嫌い(飲めない)場合はあるでしょう。
そういう根本的な理由は抜きにします。
行きたくねぇ~ 理由が、誘っている側(上司・先輩)にある場合を考えます。
そして、それぞれ対処の一言を。
酒が悪いんじゃない!人が悪いんだ! では参ります。
意外と気付きにくい温度差
飲みに誘うくらいなので、その人は酒好きなのでしょう。
誘われる人は、お酒を同じように好きだとは限りません。
「食事会の延長線上にお酒がある」と考える人もいるでしょう。
頻繁に誘ってくる人間の多くは、酒ありきで、とにかく飲めりゃいいんです。
勝手に深酒して、泥酔するのはこのタイプ。
かなり面倒で、迷惑をかけます。
ただ、翌日には、何をやらかしたか忘れています。
楽しい飲み会の雰囲気作りのためにも、ウキウキ飲酒テンションを下げましょうか。
仕事の話を永遠と
仕事成功の祝杯ならいいのですが、通常業務について話している人いませんか?
しかも、ず~っと。
そういう人は話題に乏しく、仕事くらいしか話がありません。
仕事を忘れたくて飲みたい人もいるのに、気が利かない人です。
そもそも、話題に乏しい人は、仕事の話ですら面白くないのですが・・・。
飲みの席では、仕事の話を一切しないくらいの気持ちでいきましょうか。
愚痴をぐちぐち
楽しい飲みの場では、マイナスの話は避けるべきでしょう。
愚痴というのは、個人的な感情ですから、当然嫌われます。
相談じゃ無い訳ですから、結論は出ずただ感情を垂れ流すだけです。
短時間で終われば我慢もしますが、無駄に長いんですよね。
話してもスッキリしないのだから、別の話で気を紛らわせましょうか。
武勇伝の対応が困る
「スゴイですね!」と言える話は良いのですが、困る話もありますね。
大人数と喧嘩をした、何人と同時に付き合った、と昔の話をされても受け止め方は人ぞれぞれ。
しかも、“真実”前提に話を聞かなければなりません。
「うそつけ~」と言える雰囲気ならいいのですが・・・。
自慢話の類は、面白い要素が入っていなければ、聞くに堪えません。
武勇伝を面白おかしくアレンジして、いっそ失敗談にしてしまいましょうか。
禁断の下ネタ
下ネタは波長が合わなければ、ただの下品な話です。
場の空気、メンバーを見てネタをチョイスしなければ、気色の悪いおっさんに成り下がります。
かなりデリケートな話なのに、酔っぱらった状態で発射したら、暴発しますよ。
そもそも、爺さんの下の話は聞きたくないものです。
この手の話をしたければ、悩み事として発表して、様子をみましょうか。
酒が入っての無茶振り
お酒で気が大きくなっていることもあり、調子に乗る人間が続出する飲み会の場。
パワハラとも取れる無茶振りも横行します。
「やらないと空気が悪くなる」という腑に落ちない理由によって、やらざるを得なくなります。
そんな飲み会には二度と行かない、そう思われても仕方ありません。
人にやらせたいと思ったことを自分でやって、人気者になりましょうか。
政治や宗教のはなし
僕が働き始めたころ、優しい信頼できる上司と飲みに行く機会がありました。
その上司の教えに「政治と宗教のはなしはするな!」というものがありました。
思想やアイデンティティをぶつけ合ったところで、意味が無いからです。
しかも、酒の席ではタブーと言っていいでしょう。
どうしても語りたいのなら、ご自分のブログ記事として発表しましょうか。
得が無い・価値の無い飲み会
飲んでいる時にはあまり気付きませんが、家に帰って思います。
「何か、無駄な時間だったな」と。
友達と飲むのとは違う、上司との飲み。決して楽しい訳ではありません。
ただ、自分のプラスになるような知識などを得られたら、有意義な時間と言えます。
スポーツ新聞のエロい記事ばっかり読まないで、マメ知識の一つでも用意しましょうか。
タバコの煙
タバコの臭いが苦手な人がいます。
タバコやめましょうか。
帰りたい・・・帰れない
僕の一番嫌いな理由はこれです。
楽しくて「もう一軒!」ならいいですが・・・。
帰らせてはくれない上司。
あんたは明日暇かも知れないがこちとら忙しいんじゃ!と言ってやりたい。
飲んでいても「いつ終わるんだろう?」では、ちっとも楽しくありません。
家に帰るまでが、飲み会です。終電など、帰り時間を気にしましょうか。
接待ができる人間は、接待させるのも上手い!
以前は、綺麗に飲めるダンディーおじさんが多かったのですが、年々レベルが下がっていると思います。
この、綺麗に飲めるダンディーおじさんと飲みに行くと、かなりプラスになるんですよね。
接待とは何たるかを理解していて、気の使い方が絶妙なんです。
綺麗に飲めるダンディーおじさんの気づかいは、上司・部下、男女関係なく、みんなに平等に行われます。
カッコいいんです。
だから、綺麗に飲めるダンディーおじさんを少し真似てみたくなるんです。
真似た姿を綺麗に飲めるダンディーおじさんは見ていて、真似た若者を褒めるんです。
綺麗に飲めるダンディーおじさんは、接待できる人間を育てられるのです。
バレーボールと一緒ですね。
ベテランセッターが新人アタッカーを育てて、ベテランアタッカーが新人セッターを育てる。そんな感じで。
まとめ
みんな、綺麗に飲めるダンディーおじさんになるといいですね。
綺麗に飲めるダンディーおじさん と、ただ言いたい訳じゃないですよ。
とりあえず、終電までには解散しましょう!
お読み頂きありがとうございました。