映画を見て腹が立ったので、このようなタイトルにした訳ではありません。
劇中で主人公の平野さんが言っていた(妄想していた)、印象に残った言葉です。
映画(ドラマ)の感想は、大きく分けて2つ。面白いか、そうでないか。
そして、面白いの中でも、いくつか分類できると思います。
僕の線引きは、
A 何度も見たい面白さ
B 何回か見るであろう面白さ
C 1回しか見ないが大変満足の面白さ
D そのうち忘れると思うが面白いと感じた
この4つです。
この「高台家の人々」は、Dでした。つまらなくは無いです。
ストーリーはこんな感じです。
口下手で不器用な主人公(平野木絵)は、得意の“妄想”で何かと自分の世界に入り込みがち。
ある日、木絵の勤めるオフィスに名門「高台家」のイケメンエリート・高台光正が転勤してくる。
高台は人の心を読める“テレパス”だった。心を読めるがゆえに人間関係に辟易していた高台にとって、木絵の奇想天外な妄想と、純粋で温かい心の声は心地良かった。
高台は木絵に惹かれていく。
主人公・平野木絵を、綾瀬はるかさんが演じます。
全般、地味な女性でした。
地味ゆえに、大きな感情の起伏が無いので、綾瀬さんの良さが今一つ出ていない感じです。
比べるところではないですが、映画の宣伝で出演の「VS嵐」の方が面白かったかも。
綾瀬さんの同僚役、堀内敬子さんは、どの作品も雰囲気がとてもいいですね。
エンディングで、大どんでん返しが用意されていることもなく、平常運行です。
斎藤工さんのカッコ良さを楽しむ映画なのかも知れません。
原作は、少女漫画ですから、映画もそんな感じです。