将棋を趣味にしようかな?
子どもと一緒にやりたいな
藤井聡太七段を見て興味が沸いた
という方に向けまして・・・。
少ない時間でも効率的に強くなる(言いすぎました😅ある程度指せる)方法をご紹介します。
タイトルに、30代から始めると書いてしまいましたが、初歩的なルールと駒の動かし方は覚えてからでないと、こちらを読んで頂いても時間の無駄になります。
すみません。
こういう記事を書く以上は、僕は将棋にハマっていた時期があります。
今は、熱も落ち着いて、毎日の詰将棋とゲーム対局くらいですが・・・。
本当は、チェスを覚えたいと思っていました。ただ、ある年齢を迎えると仕事でもないことを初めて覚えるのが億劫で、苦痛すら感じました。
まず、駒の並べ方から。王様がど真ん中でない時点で、少しイヤ。自分の美的センスを盾にチェスを断念しました。
将棋を始めるには、まず駒の並べ方・動かし方を覚えられるかで、自分に合っているのかを判断しましょう。
将棋は指すだけが全てではありません。「観る将」というジャンルもあります。
「観る将」とは、自分は指さないが、指している棋士を見て楽しむ人のことです。
自分はサッカーをしない、サポーターみたいなことです。
僕は指しますし、観る将でもあります。
ちなみに好きな棋士は、もちろん羽生先生、そして、郷田真隆九段、木村一基九段、阿部健治郎七段、青嶋未来五段です。
藤井聡太さんは、好き嫌いというよりも神のような存在ですね。
棋士には面白い方もたくさんいて、エピソードがあり、。きりが無いので、それはまたの機会に。
何でしたっけ?そうそう
駒の動かし方くらいは覚えましょう!ということです。
ちなみに、僕が将棋を本格的に始めたきっかけです。
転職した先に、将棋好きの先輩がいたからです。その先輩は、会社の中心的存在でしたが気難しい面もあったので、懐に入るには趣味の共有が良いと考えたのです。
僕の小学生時代は、トランプ・将棋・オセロ・麻雀・花札などは子供のたしなみでした。(田舎でしたし)
だから、将棋の駒を動かす程度はみんな出来ました。
指せはしましたが嫌いでした。
将棋は、二人零和有限確定完全情報ゲームです! は??
運に左右されず、強い者が勝つゲームということです。
将棋の強い子には絶対に勝てません。当然、やる気がなくなります。
何年も疎遠となっていましたが、先輩に媚を売るため再開し、ハマった訳です。
試行錯誤して実力をつけ、先輩に負けなくなり、アマ〇段(ふせておきますが数字が入ります)を取得しました。
ちなみにアマ五段が、プロの5~6級くらいでしょうか。
脱線しました。戻ります。
何のゲームでもそうですが、それに費やした時間は裏切りません。
そして、毎日続ける。
あっ 今、「そんなの無理だ」と思いませんでした?
僕は、無茶なやり方は勧めません。
毎日、将棋のことは考えてください。将棋駒を触る、拭いてあげるだけでもいいでしょう。
恋愛と一緒です。毎日、相手(将棋)のことを想ってください。
日課としてやりやすいものに、詰将棋があります。
将棋は最終的に王将を詰ませた(取った)側の勝ちです。
どんなに有利な状態になっても王将を取れなければ、勝ちになりません。
初心者に多いのが、詰め方が分からず、もたもたしていたら逆転負けするケース。
ボクシングでいうと効果的なジャブを打って有利になるものの、決定打が無いから相手のやけくそパンチでマットに沈むという感じです。
相手を確実に倒せるストレート・フック・アッパーの練習が詰将棋です。
相手を仕留める術さえあれば、どんなに追い込まれようとも、一瞬の隙があれば逆転も可能です。それが出来れば楽しいと感じるはずです。
それともう一つ。詰将棋は駒の能力を発揮させる練習が含まれています。
将棋が囲碁やオセロと決定的に違うのが、駒の個性です。
個性を集結させて、王様を追い詰める。将棋はそういう特性の知的ゲームです。
だから、駒の特性を知ることが大切なのです。
詰将棋は、最高のトレーニングです。
詰将棋には、手数があります。当然、長ければ長いほうが難しいです。
3手詰が5手詰になると、感覚ではありますが、5~10倍難しくなります。
初めての方は慣れるまで1手詰を解けばよいと思います。完璧に出来るようになったら3手で。
3手詰を解くことが、かなりのレベルであると言えます。
3手先を読む大切さ。これは仕事や人間関係でも大事ですよね。
こちらが最善と思う手を打ち、それに対し相手も最善の手を返す。相手の最善と思う手を自分が導き出します。その手を受け、更にそれを上回る手を打つ。
相手の最善をも考える。結構大変です。
将棋は、序盤から 3手先読み それの連続です。
強くなる手始めとして、将棋の入門書(こども用で良し)と1手詰の本をご購入されることをお勧めします。
僕は、将棋の本を約100冊所持していますが、65冊程はただ置いてあるだけです。
無駄にならないように、今後も必要な本をお勧めして参ります。
今日は、ここまで。